3・4・5歳はお手伝いで「できた!」を味わう。卵を割ったり料理を運んでみよう!【最新号からちょっと見せ】
家族の毎日の中心にある台所。そこは子どもの“土台”を育むのにぴったりの場所です。kodomoe4月号では、年齢別おすすめの台所あそびと、ごっこ遊びもできる食べもの工作を提案します。ウェブではその中から、3~5歳の心を育てる台所あそびをご紹介します。
本物を使って台所で遊ぼう
ママパパが触っているのと同じものが触りたい! 使いたい! そんな気持ちを大事に、感覚あそびやお手伝いを楽しんでみましょう。
3・4・5歳
お手伝いで「できた!」を味わう
手先が器用になり、できる作業も増えてくる年齢。一緒にキッチンに立つのが楽しくなります。できばえは評価せず、トライ&エラーを大事に、できたという気持ちや興味を育てましょう。
卵はどうやったらうまく割れるかな?
卵のカラを割らせてあげよう。どんなところで割るとつぶれずにパカッときれいに割れるか、何パターンが試しながらベストを見つけてみて。ゆで卵のカラむきも同様に、きれいに効率よくむける方法を試しながら探してみよう。
そーっと慎重に!
料理やお皿を運んでみよう
大皿に盛った料理やコップにたくさん注いだお水、重ねたお皿などを運ぶ仕事をお願いしてみよう。集中力や落ち着きを養う練習にも。子どもの力の発達なども見て、こぼれてもダメージが少ないものから挑戦してみるのがおすすめ。
教えてくれたのは
井桁容子さん
いげたようこ/東京家政大学ナースリールームで42年間保育士として活動。現在は非営利団体「コドモノミカタ」代表として保育環境の改善などを目指し、多方面で活躍中。
イラスト/oyasmur(kodomoe2024年4月号掲載)