10周年で初開催!大盛況だった「コドモエおやこフェス」を全レポート!
kodomoeは2023年12月号で創刊10周年を迎え、11月11日に初イベント「コドモエおやこフェス」を開催しました! たくさんの方にご来場いただき、会場は大盛り上がり。その熱気あふれる様子をレポートします。
入り口から、ノラネコたちがお出迎え!
会場となった二子玉川ライズのスタジオ&ホールには、オープン前からたくさんの方が並び、お昼には長蛇の列に。みんなの人気者、「ノラネコぐんだん」の服やバッグを身に着けた方も目立ちました。入り口では、ノラネコたちがお出迎えです!
中に入るとすぐ左手に、ふわふわの特大ノラネコぐんだんが並んでいます。これは嬉しいフォトスポット! テンションがあがります。
ステージ登壇前のだいすけお兄さんも、さっそくパチリ。
だいすけお兄さん×ヨシタケシンスケさんのトークに、読み聞かせも!
豪華ゲストによるステージ第1弾は、だいすけお兄さん×ヨシタケシンスケさんによる「シュッチョー★パパシュギョー!~うたとえほんとおしゃべりと~」です。kodomoe本誌の人気連載「だいすけお兄さんのパパシュギョー!」の第5回で対談したおふたりが出演してくれました。
だいすけお兄さんはヨシタケシンスケさんの大大ファンで、新作の童謡カバーアルバム『だいすけのどうよう』でもCDジャケットを描いていただいたそうです。今回のステージでも、その中から「しあわせならてをたたこう」「ゆうやけこやけ」など4曲を披露してくれました。
だいすけさんが歌い出すと、客席でふやふやと泣いていた赤ちゃんもぴたりと止まるのが不思議。でも実はだいすけさん、お家では、あまりにも歌いすぎて、お子さんに「いまは、パパの歌はいいや」なんて言われてしまってショックだったそうです。
続いては、絵本『かみはこんなにくちゃくちゃだけど』(白泉社)を、ヨシタケさんがはじめから読み、次にだいすけさんが、うしろから逆に読んでくれました。ポジティブなこととネガティブなことが交互に出てくる物語ですが、逆に読むととても明るい気持ちになる。同じことでも、ちょっと見方を変えるとまったく違う印象になる、そんな気付きをくれる読み聞かせでした。
楽しいステージはまだまだ続きます!
ステージ第2弾は、柴田ケイコさんとジャグバンドのザ・ワースレスによる「歌って遊ぼう! えほんライブ」です。ザ・ワースレスはギターや洗濯板などのたくさんの楽器を操るヒゲのバンド。マリオネットのマンモスも一緒です。
楽しい音楽とともに、マンモスが客席まで来てくれて、大人も子どもも興奮度マックス!
会場にいた柴田さんもステージに上がったところで、ザ・ワースレスのみなさんによる『ぽめちゃん』、『ぽめちゃんとだっくすちゃん』の読み聞かせ、そして柴田さんによる『ドーナツペンタくん』の読み聞かせがありました。参加したパパと息子さんがノリノリで踊っていたり、「ペンタくんはどこー!」とお子さんが指さしたり、笑顔がはじけるステージでした。
参加した方も「作家さんに直接読んでもらえる機会なんてないから、めっちゃよかったです。ワースレスの『ぽめちゃん』もかわいかった!」と大満足の様子でした。
最後のステージは、kodomoeの表紙を10年間飾ってきた豊田エリーさんの子育てトークショー。はじめに、エリーさんも愛読していたという絵本『ノラネコぐんだん パンこうじょう』を読み聞かせしてくれました。エリーさんの澄んだ声に魅了され、絵本の終わりには客席のお子さんから「もう1回読んで!」のコールがかかるほど。娘さんと読んでいたときは、ページの中をじっくり見ていくので、なかなか先に進まなかったと話してくれました。
後半は、kodomoeの近藤多喜子編集長も登壇して、kodomoeの撮影秘話や子育てトーク。10年前は娘さんもまだ3歳で、撮影に連れてきて絵本を読むなど、アットホームな現場を楽しんでいたといいます。
また、お父様が英国式のクリスマスディナーを作ってくれるご家庭だったそうで、エリーさんもイベントの料理だけは頑張っているんですと、ひな祭りケーキなどの写真を見せてくれました。お子さんがケーキを作って誕生日を祝ってくれたのが嬉しかったという微笑ましいエピソードも。
フォトスポットやものづくり体験も大盛況!
ステージの合間に大行列を作っていたのが、フォトスポットとワークショップ。『ノラネコぐんだん ケーキをたべる』と、『ドーナツペンタくん』から、絵本の世界を再現し、お店屋さんのパネルの中に入って写真が撮れるという映えスポットです。
ノラネコぐんだんのおめんやクリスマスリースの「ものづくり体験コーナー」では、親子で一生懸命取り組む姿が見られました。
たくさんの絵本が並んでいたのは「えほんのひろば」。「ノラネコぐんだん」シリーズだけでなく、「しろくまきょうだい」シリーズや「ずかん」シリーズなど、人気の絵本が読み放題のコーナーです。普段は手に取ることのない大型絵本もあって、子どもたちも夢中になって読んでいました。
最後のおみやげはやっぱり、ノラネコぐんだんフィギュア! 第1弾から第3弾まで全種類揃っていて、どれにしようか迷ってしまった方も多いのでは?
編集部にとっても、読者のみなさんに直接お会いすることができる貴重な機会でしたが、会場で手づくりのノラネコ変身帽をかぶっているお子さんや、ノラネコぐんだんのグッズ、kodomoe の付録のバッグを持っている方などもたくさん見かけて、スタッフ一同、感激しきりでした。
イベントには本当にたくさんの方にご来場いただきました。会場の収容人数に制限があり、寒いなか、多くの方を建物の外で長時間お待たせすることになってしまい、大変申し訳ございませんでした。会場までお越しくださった方、SNSで応援してくださった方、本当にありがとうございました!
文/日下淳子 撮影/花田梢