PTA活動をやめた学校ってどうやってるの?ギモンにお答えします!【Vo.7】
PTAってホントはどんなところ? 学校のPTAや、幼稚園・保育園の保護者会って、大変そうなイメージで尻込みしがち。PTAにまつわるkodomoeママのギモンに、PTAに関する著書もある、編集者&ライターの大塚玲子さんがお答えしてくれます!
kodomoeママのギモンにお答え!
PTAにまつわるQ&A
どうせやるなら、知っておきたいPTA。PTAに関する著書もある、編集者&ライターの大塚玲子さんが、読者のソボクなギモンに回答!
Q. PTA活動をやめた学校って、どうやっているの?
(こぽこぽさん/8歳&6歳男の子ママ)
A. 組織がなくても、行事などのお手伝いなら可能です
学校が独自のサポート組織や学校地域支援本部などを通して、保護者や地域の助けを得ていることも。行事等のお手伝いだけなら、保護者が組織を作ったり役員を選んだりする必要はないので、シンプルに活動できます。
Q. 同じ委員の中にいる「面倒くさい」「やらされている」感が満載の人。どう付き合っていけばいいの?
(まるいつきさん/6歳男の子ママ)
A. 自分は自分で気にせず楽しむと、空気が変わるかも
他人が気になるのは、もしかしたら自分も無理して参加しているからかも。できる範囲で楽しみながら活動していると、周りにも同様の空気が伝わって、雰囲気が変わることも。不満があれば、やり方を変えてもいいのです。
Q. 他の委員や役員はすべてママなのに、PTA会長だけパパという学校が多いのは、なぜ?
(もりもとさん/7歳&4歳女の子ママ)
A. 「名誉職は男性」という刷り込みが、いま変わっています
会長が参加する会議などは夜の開催が多く、ママが動きにくいという実情もありましたが、名誉職の会長は男性、実働部隊は女性という意識の刷り込みも大きかったよう。最近は係活動に参加するパパも増え、風景が変わりつつあります。
Q. フルタイム勤務でも、できる仕事ってあるの?
(みーままさん/6歳&3歳女の子、0歳男の子ママ)
A. 手伝えることがあるか、役員に相談すると◎
専業ママの多い地域だと、平日日中の活動しかない場合も。ちょうど参加できるものがなく、何かやりたいということなら、役員さんに「家で手伝えることがないか」と相談してみると、喜ばれるかもしれません。
大塚玲子
おおつかれいこ/編集者、ライター。「PTA」と「いろんな形の家族」をテーマに各種媒体に執筆、講演等を行う。息子は高校生。著書に『PTAをけっこうラクにたのしくする本』(太郎次郎社エディタス)、『ルポ 定形外家族』(SB新書)など。
編集協力/田所佐月(kodomoe2019年6月号掲載)※この記事は、2021年4月にウェブ掲載されたものを再編集しています。お子さんの学年や年齢は現在とは異なります