絶対についていかないで!犯罪に巻き込まれない、シーン別・防犯のお約束【最新号からちょっと見せ】
子どもは怖いもの知らず。それは、自分を取り巻くさまざまな危険について、まだ知らないからです。幼児期から危機管理について話しておくことは、将来に渡って自分の身を守る指針になるはずです! kodomoe4月号では、自分で自分を守れる子に育てる!「子どもの危機管理講座」を掲載。
kodomoe webでは、その中の「犯罪に巻き込まれない! シーン別・防犯のお約束」から、ふたつのお約束をご紹介します。
シーン別・防犯のお約束
突発的あるいは計画的な犯罪で、狙われやすいのはひとりで歩いている子どもです。
親がそばにいないときは、人の多い場所に移動し、知らない人についていかないことを徹底させて。
スーパーでトイレに行きたくなった!
ママはレジに並んでいるから、ひとりで行っちゃおう!
→ ひとりで行かないで! 必ずママかパパと一緒に。
密室になるトイレは「悪い人が隠れているかもしれないから、ひとりで行かないこと」を約束させて。小学生になってからも、必ずお友達と行く、助けを求めやすい一番手前のトイレを使うことなどを伝えます。
公園で遊んでいたら、近所のおじさんが やって来た。
「お母さんが探しているから、 一緒に行こう」と言われたら?
→ 絶対についていかないで! 人の多い場所に移動しよう。
顔見知りでも、今いる場所から離れさせようとする人にはついていかず、おうちに帰るように伝えます。「ゲームがあるよ」といった誘いにも、乗らないこと! もし追いかけて来たら、人が多くいる場所に急いで移動。
教えてくれたのは
国崎信江さん
くにざきのぶえ/危機管理アドバイザー。危機管理教育研究所代表。さまざまなメディアを通し、防災・防犯・事故防止対策を提唱。『ゆうかい・まいご どうするの?』(せべまさゆき/絵 金の星社)などの監修書も多数。
イラスト/matsu(kodomoe2022年4月号掲載)