2019年6月7日

渋谷区とグリコが子育て支援で連携。6月9日にはイベントも!

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江崎グリコ 執行役員 江口あつみさん(左)、渋谷区長 長谷部健さん(右)による協定調印式

東京都渋谷区と江崎グリコは、よりいっそう子育てのしやすい社会を目指して、6月3日(月)、子育て支援に関する連携協定を締結。孤立しがちな子育てに地域や企業からのあたたかいサポートがあるのはママにもパパにもうれしいこと。その取り組みについて取材しました。

夫婦で協力して子育てする「Coparenting(コペアレティング)」という考え方

育児不安や育児ストレスが原因の「産後うつ」が年々増えています。「ワンオペ育児」に代表される子育てにおける孤立化や母親の悩みを改善するには、パートナーや家族、周りの人の協力は不可欠ですが、さらに企業・行政・研究所などが団結し、社会全体の仕組みや意識を変えていく必要があります。

このたび江崎グリコは、妊娠からの1000日間を子どもの基礎をつくる大切な時期と捉え、その時期の課題解決を目指す「Co 育て PROJECT」を展開。夫婦で協力して子育てするという育児概念「Coparenting(コペアレティング)」をベースに、夫婦間のコミュニケーションや育児協同を促す仕組みを東北大学と共同で研究・推進を始めました。

「Coparenting」が出来ると、夫婦間の思いやりが育まれたり、育児ストレスが低下するだけでなく、育児の質が向上し、子どもの発達が促進されるという研究結果もあるそうです。

「“Co 育て”には『Communication(和気あいあいと)』『Cooperation(上手に協力しながら)』『 Coparenting(いっしょに子どもを育てる)』という意味が込められています」と話すのは、江崎グリコ プロジェクトリーダーの宮崎友恵さん。悩みを一人で抱えるのではなく、2人でシェアすれば、客観的になれるし、気持ちが楽になります。当たり前のことのようですが、妊娠期間中から夫婦で意識し、実践できる手法を学んでいれば、母親だけが孤独を感じる可能性は低くなるはずです。

その手法のひとつが、子どもを見守りながら家族間交流を促すスマホ用コミュニケーションアプリ「こぺ」です。アプリでは、夫婦専用のチャットルームのほか、父親と母親それぞれに向けた育児などの記事やクイズ、出産後の赤ちゃんの育児記録ができる機能などが付いています(利用無料)。

スマホ向けアプリ「こぺ」で、夫婦間のコミュニケーションを促進。育児記録もできる。

「こぺ」について詳しくはこちらから

渋谷区では「ネウボラ」がスタート

一方、渋谷区はフィンランドの子育て支援システム「ネウボラ」を参考にした取り組みを5月に開始しています。フィンランドで「アドバイスの場」という意味を持つ「ネウボラ」は、出産前から、子供が18歳になるまでの子どもと家族を、担当の保健師が窓口となって切れ目なくサポートしていくシステムです。

「窓口がひとつにまとまっていると、子育てに関する悩みや不安が小さなうちに解決に導けるのでは」と話すのは、渋谷区 健康推進部生活衛生課長の豊田理香さん。「渋谷区ネウボラ」では、子育てにかかわるすべての人々がずっと寄り添い、繋がれる場所の提供を目指しています。2021年中には神南分庁舎跡地に、子育て支援の拠点となる8階建ての施設がオープン予定です。

パパ、ママが一緒に学べるプログラムも

渋谷区とグリコ、両者の強みを活かした施策が次々と生まれそうな連携協定ですが、具体的な取り組みの第一弾として、6月9日(日)の「きてみてしろう! 渋谷区子育てネウボラ」にて「パパとママのCo子育てプログラム トライアルワークショップ」が開催されます(10時〜15時 第二美竹分庁舎)。
イベントの詳細はこちらから

 父親、母親が一緒にワークや会話をしながら「感じる」「考える」「コミュニケーション」を学べるプログラムとのこと。育児に悩める母親たちにとって心強いシステムとなることを期待したいですね。

会場には、今年3月に発売がスタートして話題になった液体ミルク「アイクレオ」も展示されていました!

東京都渋谷区子育てネウボラ
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kodomo/neuvola/index.html?=gnav

江崎グリコ(Co 育てプロジェクト)
https://www.glico.com/jp/enjoy/coparenting/

取材・文/柳沼結美

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