2019年2月28日

子どもの正しい靴選び 足にいい靴履かせてますか?前編

これが「足にいい靴」です

動きをきちんとサポートしてくれる靴って?
靴選びの際に、必ず押さえたいポイントをチェックしましょう!

子どもの正しい靴選び 足にいい靴履かせてますか?前編の画像6

 

甲にベルトがある

足の甲の高さに合わせて靴をフィットさせるためには、甲にベルトのあるタイプがマスト。ベルトの本数が多いとよりホールド力が高い。

 

かかとがぴったりフィットしている

歩くときにはかかとから足を着くため、かかとがきちんとフィットしていることが重要。靴に足を入れ、かかとの丸みに沿ってきちんと支えられているか確認。

 

中敷きがある

中敷きを靴から出して足をのせてみると、サイズが合っているかどうかを確認しやすい。また、左右の足のサイズが違う際なども、中敷きで調整できる。

 

靴底の安定がいい

ソール(靴底)がしなっていたり、安定の悪いデザインの靴は、転びやすくなって危険。足を入れずにかかとから靴を置いてみて、グラつきがなくピタっと止まるかを確認して。

 

つま先に0.7〜0.9cmのゆとりがある

つま先が靴に当たるようでは小さすぎ。かかとをしっかりフィットさせ、靴下を履いた状態で、1~2歳はつま先に0.7cm、3~6歳は0.9cm程度の余裕があるのがベスト。履いた状態で分かりにくければ、中敷きで確認を。

 

年齢別 ベストな靴の形

1歳
不安定な足首のぐらつきを
支えるミドルカットが◎

子どもの正しい靴選び 足にいい靴履かせてますか?前編の画像7歩き始めたばかりでまだ足首が安定しておらず、足裏をぺたぺたと着けて歩く時期。足首まである靴でグラつきをサポートしてあげて。

 

2歳以上
足首が自由に動く
ローカットがおすすめ

子どもの正しい靴選び 足にいい靴履かせてますか?前編の画像8活発に動けるようになる2歳以降は、足首の自由な動きを妨げないローカットの靴を。足をたくさん動かすほうが筋肉の発達にも◎

 

 

「正しい靴の履き方」 3stepをマスター

©︎吉村眞由美 ©︎CMayumi YOSHIMURA

1. 足を入れてかかとをトントン

子どもの正しい靴選び 足にいい靴履かせてますか?前編の画像9

靴に足を入れたら、かかとを地面に着けて「トントン」と軽く打ち付け、かかとをフィットさせる。

 

2. 両側をぎゅっと寄せる

子どもの正しい靴選び 足にいい靴履かせてますか?前編の画像10

靴の両側を片手で挟み、ギュッと中心に寄せて、甲まわりを足にフィットさせる。

 

3. ベルトを思いきり引っ張って止める

子どもの正しい靴選び 足にいい靴履かせてますか?前編の画像11

反対の手でベルトを持ち、ギュッと思いきり引っ張ってしっかりと留める。ややきついくらいでOK。

 

これは×です!

手を使わずスポッと脱ぎ履きできる

履いたり脱いだりが簡単な「スリッポン」状態は、足にフィットしていない証拠。履くときはベルトを締め、脱ぐときは外す、を習慣に!

 

つま先をトントンする

フィットしているべきはつま先ではなく、かかと。つま先が詰まっていると安定感が悪い上、足指が動かしにくいため、歩きにくい。

 

靴のかかとを踏む

かかとがないスリッパ状態では、靴の役割を果たしません。また、かかとを踏むと靴が変形し、フィット感も低下。

後編では子どもの靴に関するQ&Aに答えます!

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