2017年12月10日

おこづかい教育で「コレ買って~!」がなくなります!

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お店でお菓子がほしいとだだをこねられて、つい買ってしまったり、
子どもが買ってもらったおもちゃをすぐなくしてしまった経験はありませんか?
親のお財布からは湯水のようにお金が出てくると思っている子ども達に、
幼いうちからお金のことを学べるプログラムがあるのを知っていますか?
その名も「おこづかい教育出前教室」。こちらに潜入してみました。

このプログラムは、日本PTA全国協議会の推薦図書をベースに、
ジブラルタ生命が子育て世代向けに開いている講座。
おこづかいをどういうルールで与え、その使い方、計画のたてかたを
自分で考えさせるために、どうしたらいいかを教えてくれます。
おこづかいの相場や、ルールがわかれば…という考えで参加したら、
いろんな意味で「目からウロコ」でした!

今回少人数での開催だったので、まずはお互いのお子さんの年齢や
お金の悩みなどを聞いていきます。
「お手伝いしたら30円などの報酬制にしたら、お金をあげないと
お手伝いしなくなった」
「息子におこづかいをあげると、すぐに全額買い物をしないと気が済まない」
「おまつりでお金をあげたのに、買った商品を落としてきても平気」
と、各家庭での悩みはさまざま。
同講座では、そんな悩みに即して、それぞれ答えを導いていくのですが、
ポイントとなるのは「自分の欲望をコントロールする方法」や、
「失敗したときのルールを決めていくことが大事」ということでした。

今回のおこづかい教室の講師、ジブラルタ生命の認定セミナーインストラクター・来間秀一さん

あげたおこづかいの1/3は自分で貯金して(ここぞというときのために
残しておいて)、そのほかは何に使っても文句を言わないこと。
ただし何に使ったかわかるようにすること。
月に一回、ちゃんと収支があっているか確認し、管理できていたら
ちょっとだけおこづかいをアップさせるという方法です。
実は、これぐらいのルールなら、年長さんでも実践することができます。

自分のお金を意識したとたん、お店での「これ買って~」攻撃が
ピタリとなくなるといいます。
お金は有限であって、お金がなくなれば必要なものすら買えなくなる、
ということが自分ごととして意識されるからです。
前借りや追加は絶対なし。
お財布を落としたときはどうするか、おばあちゃんの臨時収入はどうするか、
いま買ったほうが教育的にいいものはどうするか、そういった細かいコツは、
実際の講座で聞いてみてくださいね。

気になるおこづかいの相場は、小1で平均893円/月
金額は地域性があって、「高い!」という人と
「そんなに安いの?」という人が両方いるのだそうですよ。
どこまでおこづかいで購入するのかは、人によって基準がかなり違うので、
映画代や交通費、学校で必要なものを買わせるかどうかで、違ってくるでしょう。
※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」平成25年より

この「おこづかい教育出前教室」は、PTAの家庭教育学級で採用されているほか、
ママたちが集まって自宅やカフェで開催することも可能だそうです。
無料開催なので、お茶をのみながらゆっくりお話を聞くこともできます。
今回はおこづかい袋に使える表や、おこづかいの仕組みがわかるすごろくも
いただきました。
あるママの家ですごろくを実践してみたら、急に「うーん、これは買わないで
おく!」「中古のほうが安いね」「この500円は貯金する!」と、いままででは
考えられない言葉がこどもから飛び出してきたそうです。

もし気になる方がいたら、「おこづかい教育出前教室」、
チェックしてみてくださいね。

■おこづかい教育出前教室 http://okozkai.gib-life.co.jp/

取材・文=日下淳子(編集ライター/保育士)

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