
プチプラ&おうちにあるグッズで始めよう! まずはビギナーも育てやすいハーブ4種で「コンテナ寄せ植え」
特別な道具は必要なし。お金も時間もかけず、気軽に始められるのが、ハーブ栽培のいいところです。好きな苗を選んで、春からおうちガーデナーに♪
用意するもの
まずはこれだけあればOK! ここで紹介するグッズは、全て100円ショップで購入したものです(一部200円の商品もあります)。
ハーブ専用の土
ハーブ栽培に適した通気性や排水性のいい土を選んで。
鉢底石
ネット入りだから、植え替えのときも再利用できて便利。
スコップ
使いやすい小ぶりサイズで、移植ごてとしても使える。
土入れ(大・小)
コンテナの隅など、狭い場所にも土をこぼさず入れやすい!
ジョウロ
ハス口が取り外せるから、土にピンポイントで水やりできる!
花ばさみ
ステンレス製で、ハーブなどの枝葉を切るのにぴったり。
料理に活躍する定番ハーブをまとめて
「コンテナ寄せ植え」
寒さや乾燥にも強く、ビギナーでも育てやすい丈夫なハーブ4種。料理やお茶など用途も多彩です!
コンテナ寄せ植えの始め方
1、鉢底石をネットのままコンテナの底に敷き、土を入れる。
2、ポットを入れたとき、ポットの縁がコンテナと同じ高さになるまで土を入れる。
3、苗の配置を決めたら、ポットからやさしく出して、根を軽くほぐす。
4、コンテナに植え付けたら、隙間にも土を加えて平らにならす。
使用したハーブ
レモンタイム
シソ科の常緑低木。タイムは品種が豊富で、垂れ下がるように伸びるレモンタイムは、レモンのような爽やかな香り。お菓子の香りづけやハーブティーなどに。
ローズマリー
シソ科の常緑低木。香りづけハーブとして肉や魚と一緒に焼いたり、ポテトの素揚げに1枝入れたりするのもおすすめです。
オレガノ
シソ科の多年草。イタリア料理に欠かせないハーブです。生葉をトマトソースに加えたり、ピザや肉料理に使ったりして、爽やかな香りを楽しんで。
イタリアンパセリ
セリ科の二年草。ビタミンやミネラルが豊富。生葉は香り豊かでクセが少なく、サラダやカルパッチョ、肉魚料理などさまざまに活躍する万能ハーブ。
教えてくれたのは
たなかやすこさん
ガーデニングクリエイター。コンテナを主とした家庭菜園歴25年の実績を生かし、ワークショップなど多彩に活躍。『ベランダで愉しむ 小さな寄せ植え菜園』(山と溪谷社)、『ベランダ寄せ植え菜園 自然の力を借りるから失敗しない』(誠文堂新光社)など著書多数。
撮影/砂原文(kodomoe2022年4月号掲載)