2016年10月31日

第108回「ジューシータケの甘酢漬け♪」

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みなさまこんにちは♪(@^▽^@)ノ

いつも御覧いただいてありがとう!!

高い・・高すぎる。葉もの野菜が高すぎる!!
世の中のおかあさん、おとうさんがた。そう思いませんかっ。
野菜を作ってくれている農家さん、ありがとう。応援するためにも
高くても、買いたい。子どもたちに食べさせたい。野菜をもっと食べヤサイ。

でもーーー! いつもよりもうーんと高額の葉もの野菜を持つ手は、ふるえるー!
八百屋さんに行くたびに、はあどうしよう、とためいきばかりをついていたこの頃。

御自宅で、おいしいごはんをふるまっているお友達料理人で
この「たのしむこそだて」でもおいしいレシピを紹介してくれたことがある
「オキナショクドウ」の佳世子ちゃんがーーー!
またまた、私の救世主となってくれました!

葉もの野菜もいいけれど、季節は秋。
おいしいキノコが旬ですよー! と!!

おお! ちょうどいま、家にしいたけがある♪
お店でも肉厚のものが出始めているよね!

「肉厚であればあるほどおすすめだよ☆」とのこと!
旬のいまがおいしい、しかもカンタン「しいたけの甘酢漬け」♪

材料もドドーンとシンプルに

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しいたけオンリーーー! 

きのこ類は、風味が逃げてしまうから「洗わない」んだよね。
なので買ってきたままの状態で、まずは軸を落とすっ。

2

軸にはうまみがたっぷりつまっているので他のお料理に使用♪

先端の固い「石づき」だけ外してね☆私はよく、薄くカットして
おみそ汁の具として利用していまーす! ぜんぶ使わないとモッタイナーイ!
なので、軸ははずした早々にカットして、ラップで保存。早めに使お♪

ちなみにオキナショクドウのカヨちゃんは
「軸も良い味でるからぜひ! 私は、半分くらい落として揚げています。
その方が、油にきのこ全体が沈みやすく、揚げやすいからー♪」とのこと!
・・・私もそうしたらよかった。みなさまはぜひ!! (_ _。)

しいたけに水気があればペーパーなどでしっかりふきとって、
片栗粉を全面にまぶします! 私は、こういう時は我が家秘伝?の、秘技!

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「ある程度くり返し使っている・片栗粉袋」を使用!

ほら、まぶしおえたあとの片栗粉があまるときってあるじゃない。
あれ、まだ使えるのにそのまま捨ててしまったらモッタイナーイ!
汚れたり水分が残ってしまったらサヨナラだけれど、
まだまだ粉として元気なようなら、再利用だよ!

佳恵のモッタイナイ精神をお見せしたところで

続いての行程。甘酢ダレを事前に作っておきます! (ж>▽<)y 

4

お酢 100cc
おしょうゆ 30cc
てんさい糖 40g(大さじ4)
お塩 少々

「てんさい糖」って、なんでしょう?( °д°)

空良に聞いたら200%くらいの確率で「天才」の文字が出そう。
・・・わからないけれど、家に、お料理教室の先生からいただいた
「きび砂糖」がありましたっ! お母さんみたいな字で書いてあってかわいい♪

「てんさい糖」と「きび砂糖」、お砂糖の種類にどんな違いがあるのか。
ちょっと調べてみました!! (・∀・)

「てんさい糖」と「きび砂糖」の共通点は「精製されていないもの」。
ゆっくりと消化されるから血糖値の上下がゆるやかで、吸収にも時間がかかるから
少しの糖分で長持ちして、満足していられるのだそう。すごいな、天才だ! (´∀`)

ただ、決定的なちがいは「原材料」!
きび砂糖も含め、他のお砂糖のほとんどが「さとうきび」が原料なんだけれど
「てんさい糖」だけが「砂糖大根」が原料なので(てか、そんな大根あるのね!)
他のお砂糖は「体を冷やす」のですが、「てんさい糖」だけは
「体を温め」てくれるんだって! さらに! オリゴ糖が含まれているので
ビフィズス菌を元気づけて、増やしてくれるんだってー!
おなかに、からだに優しいお砂糖、てんさい糖☆

とはいえ、家にはないので。。(ガクーーー)
近い存在と思えた「きび砂糖」を使用。

てんさい糖をお持ちの方は、ぜひに!!

カヨちゃんのレシピにはなかったのだけれど・・
材料を合わせたタレの中のお砂糖をとかすために、一度小鍋に入れ

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軽くあたためる程度に火をつけ、さましておきました!

・・このアドリブ、有効だったのかなあー??
よけいなことをして、本当によけいだった場合がほとんどだからドキドキ。

それでも「よけいなこと」を思いついたらやらずにいられない。
それが、、佳恵の宿命! (ノ´▽`)ノ

6

カヨちゃんいわく
「甘酢ダレは「作りやすい量」なので、使う分だけ使って、
残りは冷蔵庫でビンなどに入れて、保管してね。あると便利だよ!
しいたけ6個を使う場合は、甘酢ダレ「50cc」くらいでじゅうぶんだよ☆」

カヨちゃん、大事なことを教えてくれてありがとう!!!
私ぜったい、なんの疑う余地もなく、完成したしいたけに
この甘酢ダレをぜんぶ、ぶっかけるところだったよーーー!

そういう、ちょっと信じがたいことをする。
それも佳恵の宿命だから、サ・・・! (風に髪をなびかせて)

カヨちゃんのおかげでキケンカイヒ! ほんとうにありがとう!

「ちゃんとこまかなとこまで言っておかないと、コヤツあやしいな??」と
(たぶん)佳恵判断をしてくれたカヨちゃん。

その後の行程も丁寧に教えてくれました!
ありがとう! カヨちゃん、その判断
ただしい!

「コツは、高温で揚げることだよ。」
「ケムリがいっぱい出ている温度でね! 」
「軸が上の状態から10秒、返して10秒、だよ。グッドラック!」

同世代ながら、ムスメを思いやる母のようなやさしい目で・・ありがとう!!!
母さん、私、がんばってみる!
ていうか同世代! いやむしろ
カヨちゃん年下! (ノ´▽`)ノ

7

奥には、ケムリを上げはじめている熱した油。
まんなかに甘酢ダレ。手前が片栗粉まぶししいたけ。

「アツアツ高温」「軸が上10秒、返して10秒」
「油をきったら熱いうちに甘酢ダレ」・・・!
ブツブツ言いながらドキドキ、いざ!

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トゥッ!!

ややっ!!
熱した油の量、いきなり少なかったか!! (((( ;°Д°))))

動揺していても「10秒」しか時間はナイ。
あわてて返して、せめてもの思いで

9

フライパンをチョイとかたむけて、
しいたけを沈ませてみた。汗
このままの体勢で10秒。

10

あ! 油をきるダンドリ忘れた!
でももう用意している時間がなーいっ。(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)

「とにかく熱いうちにタレにつけよう!」

11

ジュワーーーーー!
みるみるしみこむ、おいしそー!
油は(若干)きれていませんが・・(^▽^;)

カヨちゃんの助言のおかげで、タレの分量もイーカンジ♪

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とってもおいしく、かんせーーー

ああっ!!!

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「仕上げにすりゴマ」まぶすんだった! 忘れてたーーー!
あらためまして。

14

完成です♪♪♪

ステーキみたいにジューシーでおいしいーの!
ジューシーしいたけ、ジューシータケ!

肉厚おいしい、甘酢でサッパリー!
秋に食べたい、サイコーの一品☆

6枚のしいたけ、争奪戦のよーに
あっというまに完売でした!!!
カヨちゃん、ありがとうー!!!

ぜーんぶ作り食べ終わった時点で
「ちなみに〜」とカヨちゃんに質問。(順番がおかしいー!)
「合わせた甘酢ダレを勝手に温めたんだけれど、よかった?」そしたら

「私は、よくまぜて、なるべくお砂糖を溶かしてから使うよ。
しいたけを、揚げたての熱いうちに甘酢に加えてまぜると、
それだけでタレの温度が上がって、溶け残りのお砂糖もちゃんと溶けるので
タレをあらかじめ、温めておく手間はいらないのです♪」だって!

なるほどーーー! 目からウロコーーー! ((( ロ)~゚ ゚

お料理って、科学ね! 

そうそう、今回は空良が習い事で出かけている最中のお料理だったので
いつもの「共に作る」ことはできなかったのですが、そのかわり
私がキッチンに入りきってかまってもらえなかったライちゃんが
お料理を終えた私に、こんな仕事を作ってくれていました!

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おもちゃてんこもり。笑

さーーーてと!
お料理終わったらお片づけだ!
「おまたせライちゃん! ごはんの前にお片づけしよー!」

空良はお料理に参加していない回でしたが、
私の中では日常が「たのしむこそだて」!

「ヒィー大変だーー」と悲鳴をあげるのも
「たのしいー」と言うのも、流れる時間は同じ☆

これからも、こそだてたのしもう。
そしてお料理もがんばろう!

エイエイオー!

 

おくやまよしえ(女優・タレント)/東京都生まれ。1992年、映画「喜多郎の十五少女漂流記」でデビュー。2001年に結婚。翌年、長男を出産。現在は2児の母。NHK「すくすく子育て」、TBS系ドラマ「キッパリ!」主演を経て、テレビ、ドラマ、雑誌などで活躍中。特技はイラストを描くこと、手芸。
ブログ 奥山佳恵のてきとう絵日記

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