運動神経は伸ばせる! 室内でできる、運動能力を育てるおすすめ遊び
運動神経は悪いよりいいほうがいいけど、よくする方法がわからない……そんなママパパに朗報! 生活の中で体を使って遊ぶだけで、遺伝や時期など関係なく、子どもの力を伸ばせるんです。今回は、室内での運動能力を育てるおすすめ遊びをご紹介します。
室内あそび
スティックとボールを上手に操ろう!
「新聞紙ホッケー」
新聞紙でスティックとボールを作り、お互いにゴールに向かってシュートを決めます。手は使わないルールに。点取り合戦が難しければ、ボールを打ち合う(パスし合う)ことから始めても。
体を思いっきり使って大きく動こう
「からだジャンケン」
グーはしゃがんで小さく丸まり、チョキは両手をクロスして一歩踏み出し、パーは両手両足を大きく広げる。何人でもできるので、人数が多い場合は、勝ち残りにしても楽しい。
お腹側から登って背中側から降りよう
「パパママ木登り」
親が子どもの両手を持ち、子どもは親を木に見立ててよじ登る。お腹側から登り、肩を回って背中側から降りてみて。高くて怖い場合は、親が両足を伸ばして床に座り、上半身だけを登ろう。
先に相手陣地についたら勝ち!
「白線ジャンケン」
床にテープを3~7m(できる長さでOK)貼る。お互いテープの両端からスタートし、出会った位置でジャンケン。負けたら道を譲り、自分の端からスタートし直し。これを繰り返し、先に相手の端までついた方が勝ち。
手を使わずに相手を転ばそう
「ひよこのたたかい」
しゃがんで、手で足首をつかんだ状態で歩き、肩や背中を使って相手を押す。押されて手やお尻をついたら負け。安全のため、コート(スペース)を決め、障害物のない状態でおこなって。マットの上でやるのもおすすめ。
教えてくれてくれた人
鈴木宏哉さん
すずきこうや/順天堂大学スポーツ健康科学部准教授。専門は子どもの発育・発逹、体力・運動能力など。スポーツを発育・発達に活用する方法などを研究。3人の子どものパパ。
イラスト/meppelstatt(kodomoe2021年10月号掲載)