第95回「おいしい豚まん」
みなさまこんにちは! (・∀・)ノ
いつも御覧いただいてありがとうございます☆
とつぜんですが、関西名物「551」の豚まんが大好きです。
大阪にお仕事へ行く時は、必ず寄って買って食べています。
私のソウルフードと言ってもけっして過言じゃありません!
毎日551が食べられる、関西在住の方がうらやましい!!!
と、日頃から声高々と言っていたら、お料理上手なお友達が
「手作りなら、毎日でも食べられるよ☆」と
なんと「豚まん」の作り方を教えてくれました!
しかも! 何度か、お友達作の豚まんを食べさせてもらったのですが
これがまた、ほんとうに夢のように、おいしい!!
皮がもちもちふわふわで、お肉もジューシー☆
これが毎日食べられたらぜったいにしあわせ☆
ぜひ教えてください!! 豚まんの女神さまー!!
材料はいつもよりも少し多めですが、家庭にあるものばかり。
蒸し器のない我が家ですが、今回は100均でいいもの見つけました☆
作り方の手順もシンプルなのでうれしい♪ウキウキ気分ではじめまーす!
皮から手作りしていきます。材料はコチラ!
強力粉 200g
薄力粉 200g
ドライイースト 8g
ベーキングパウダー 8g
お砂糖 30g
お塩 2g
サラダ油 10g
そしてぬるま湯を200cc用意します。
この分量で、豚まん8個が作れます! (・∀・)ノ
材料を計量しながら、どんどこボウルに入れていき
ぬるま湯を少しずつ入れながら混ぜてこねるので、
ぬるま湯ではなく熱湯を用意してみました!
計量しながらの作業をしているうちに
イーカンジでぬるま湯になると思って☆
なぜなら我が家の計量器、なにせ古いアナログタイプ。
数字の大きいものならいいけれど・・・
針での微量な計量は至難の業。(-“-;A
ここは、大ざっぱな私よりも空良の方が的確!
「ヒィーーー! 8gってなんだよー!」
ビミョーに動く針の動きを見つつの作業。
思っていた以上に時間がかかりました。。
でも、おかげで熱湯はイーカンジのぬるま湯になっていたよ! (°∀°)b
コネコネ作業は本来子どもにやってもらいところですが
空良はベタベタがニガテなので、私が担当。
生地がなめらかに、ひとまとまりになったら丸く形を整えて
ボウルに戻してラップをかけ、少しあたたかいところへ置きます。
お友達のおうちで作った時は寒かったので、床暖房の上に布をかぶせて☆
そしてこの日は、あたたかいお昼すぎだったので
おひさまの下で! (・∀・)
こー見えて調理中!
あたたかさにむくむくと発酵して
だいたい、2倍くらいの大きさになるんですって☆
そのあいだに、具を作っておきまーす!
といっても、切って材料まぜるだけ♪
豚ひきにく 300g
玉ねぎ 1個→みじんぎり
パン粉 大さじ3
ウェイパー 大さじ1
紹興酒 小さじ1→なくてもOK!
オイスターソース 大さじ1
おしょうゆ 大さじ1
ごま油 大さじ1
お砂糖 大さじ1
片栗粉 大さじ1
豚ひき肉と、みじんぎりした玉ねぎ、
すべての調味料をボウルで混ぜ合わせたらOK!
カンタン♪(´∀`)
すべて混ぜ合わせたら、8等分に分けておきます。
「等分に分ける」・・・算数的な要素にまったく自信がない私。
空良に分けてもらいました!
持ちつ持たれつです☆(´∀`)
クッキングペーパーも四角く、8枚に切り分けておきます。
この作業ももちろん空良が♪
(私がやりかけたら、あわや6枚になるところでした。。)
そして重要なのが、蒸し器の準備!
お友達いわく「セイロで蒸すとちがうよー♪」とのこと。
セイロで蒸す場合は「20分」前後が目安なんだそう!
そうでしょうとも!! だがしかしセイロがない。
買いたいところですが置き場所もない。。
そんな私が100均で見つけたのがコチラ!
ジャーン! 簡易蒸し器でーす! (ж>▽<)y ☆
しかもこれ、普段はちいちゃく収まってくれる優れもの。
これからぜひとも、仲良くしてくださーい!!
私のようにフライパンで蒸す場合は
蒸し器を置いて、下にしっかりとお水を入れ
フタをし、フットウさせて蒸気を出してから豚まんを入れて「20分」蒸します!
キッチンの中をいろいろ探してみたら、何に使うか不明瞭ながら
「蒸し」に使えそうな、穴があいた平たい形の用具を発見。
今回ははじめてなので実験として、
フライパン→蒸しに使えそうな平たい用具
底の深いお鍋→100均でゲットした蒸し器
以上、2つのタイプに分けて蒸してみます♪
さて、そうこうしているうちに生地の様子を見てみたら
ワーーー!!!
めっちゃめちゃふくらんでいる!!
上にかけたラップに生地が到達しているし・・・びっくり。
不確かですが1時間近くあたためていたかも。。
若干、放置しすぎたかもしれません。(^▽^;)
生地も8等分にします!
このとき「スケッパー」という調理道具があると便利なのだそう☆
100均では見つけられなかったので(捜索する場が100均ばかりね! )
以前、これまた100均で見つけて買っていた、ピザの切り分け道具で代用よ☆
さて、生地も具も蒸し器もそろいました。
あとはいよいよ生地と具を合わせていきますよー!
豚まん作りの、ハイライトです!! (≧▽≦)ノ
キッチンをキレイに除菌して、
そこに、くっつき防止の薄力粉をザザッと!
手にも少量の薄力粉をまぶして、いざ開始。
あらかじめ等分に分けているから、カンタン☆
こんな風に、皮の上に具をポーンと!
こう見ると、けっこー具が大きいね!
でも、よく伸びる皮なのでラクに包めるー☆
「ね♪空良! たのしーね!」声をかけたら
めちゃめちゃ苦戦している。。
あ! そうだ! 言い忘れていました!!
皮に具を包むとき、まず皮を手のひらの内側くらいの大きさにまあるく広げるの。
広げるときは「丸」の周囲を少しずつ、うすく伸ばすように、まんなかは厚めに。
「お花」のカタチのようなイメージで!
広げた皮の中央に具をドーンと置いたら、
皮が具に付かないように、皮と皮をビヨーンとのばしてくっつけて
豚まんの中心に合わせながら「キュッ」ととじて包んでいくよー☆
こんな感じね♪
って言うの、だいぶ遅かった。。
もうほとんど包み終えぎわでした。
「毎回、アドバイスが手遅れなんだよ!!」
ほんとー! ウッカリ母で、もーしわけない☆
あとね、さらに言い忘れたんだけど! (まだあるのかよ。笑)
包むときの最大のコツは、551の行列に並びながらガラス越しに見ていた
551の店員さんが豚まんを包む、あの神業の手付きを思い出すことだよ!!
そう、イメージが大切だー。あんなに見ていた包み技。思い出せ、私!
イメージ戦法の成果でしょうか。はじめての作業でしたが
思いのほか、じょうずに包めた♪
私の豚まんへの愛、ホンモノ♪
さーて、蒸し器の中に入れたお水も沸騰したので
豚まんを投入して、あとはフタをして20分蒸すだけ!
って。。。
フタをしたら
ヤバイ。
蒸す前からすでに、
フタに豚まんが付いている。。
キッチンで見つけたあの用具、背が高すぎたんだー!!
シュウマイならよかったかもしれないけれど
大きい豚まんには不向きだった、たぶん~!
このまま20分間も蒸すなんて・・・
ああ、不安しかない。(ノДT)
どんどんふくらんでいく、豚まん!
数分後には、
もうこんなにパンパン。泣きそう!!!!!
ハラハラしながら、20分・・・。
フタをとったら、あ。あかない!!
大きくなりすぎて、豚まんの上部が
かんぜんにフタにくっついています!!
フタにくっついた豚まん、フタとともに持ち上がったのち
ボトンと落ちて、やっとはがれた。泣
こんな作り方ないわ~~~! (/TДT)/
100 均で見つけた蒸し器の方は、じょうずに蒸せていました!
今度から、フライパンでこの100均蒸し器を使うことにしよう~。
ジャン!
豚まんらしいものも作れました!!
ただし・・・半分は
見たこともないカタチの
つぶれ豚まんですが。。
くっつきすぎて、完全に雪だるま化もしているし。(_ _。)
ちょっと個性的な豚まんになってしまったけれど
味はどれも、ほんとうーーーにおいしかったです!
ダンナからは「551より好きかも!」なんていう
ものすごい栄誉な賞賛をもらっちゃいました!!!
そのうれしい言葉、そっくりそのままお友達に捧げます。
私の、毎日豚まんが食べたい! と言っていた情熱を聞きつけ
いつも自宅で作っている豚まんレシピを教えてくれたお友達。
ふだんは目分量のこともあるそうなのですが
「ちゃんと、しっかり伝えたいから」と
改めて計量しながら、わざわざ事前に作ってくれたの!!!
ほんとうに、ほんとうにありがとう!!! (ノДT)
おかげで私の豚まんへの愛、実りましたー!!
お友達の優しさもしみじみ加わり
ますますおいしい、豚まんでした!
ただ。。
551の豚まんを食べるとき、
ちょっとお行儀悪いのですが
下に敷いてある紙をはがして、
紙にちょっと付いた豚まんを食べるところからいただくのですが
はじめてのおうちでの豚まん作りでは
フタにちょっと付いた豚まんを食べることになるなんて思いもしなかった。笑
こんな展開になるなんて今回も想定外でしたが
お友達レシピのこの豚まんは、ほんとーに美味!!!
ぜひみなさま、できたらセイロで、なければ100均などでアイテム見つけて
おいしい豚まんを御家族みんなで、いつでも食べてみてくださーい!!
我が家は近々、まずデジタル計りを買ってきまーす。(@^▽^@)ノ笑
おくやまよしえ(女優・タレント)/東京都生まれ。1992年、映画「喜多郎の十五少女漂流記」でデビュー。2001年に結婚。翌年、長男を出産。現在は2児の母。NHK「すくすく子育て」、TBS系ドラマ「キッパリ!」主演を経て、テレビ、ドラマ、雑誌などで活躍中。特技はイラストを描くこと、手芸。
ブログ 奥山佳恵のてきとう絵日記