気軽に社会貢献! 買い物するだけでも「こども食堂」が支援できる!
初めて「こども食堂」が生まれてから、今年でちょうど10年になるそうです。実は、ここ4年間で特に増えてきたということを知っていましたか? 地域のつながりができたり、ママ友と交流できたり、子どものためだけではないのが「こども食堂」。そんな取り組みに、気軽に貢献できる明治のキャンペーンも紹介します。
貧困家庭や孤食の子のためだけじゃない
「誰もが気軽に」が本来の目的
「こども食堂」=「家庭で食事ができない子どものため」というイメージを持っている人は多いかもしれませんが、「実はそれは正確ではないんです」とおっしゃるのは、「こども食堂」を応援している団体「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」の理事長である湯浅誠さん。「むすびえ」は全国の子ども食堂をネットワークでつなぎ、企業や団体との協働事業などを通して、「こども食堂」の立ち上げや運営の支援をする団体です。
「『こども食堂』が初めてできたのが2012年。そこから10年で、今は全国に6000超の『こども食堂』があると言われています(下記参照)。そのうち8割のところは『誰でも気軽に立ち寄ってほしい』という思いで立ち上げていて、参加に所得や家庭環境、性別や年齢といった条件を設けていません。つまり、家での食事に困っていてもいなくても、児童館や公園に行くようなつもりで誰でも気軽に行っていいんです」と湯浅さん。
大人も行くことでより多くの
子どもに食べさせることができる
「家で普通に食事ができるのに『こども食堂』に行くと、他の子どもが食べる分を奪ってしまうことにならないですか?」そんな思いを持つ人もいるかもしれません。
「多くの『こども食堂』では、子どもは無料で大人は300~500円程度のお金を払うところが多いようです。大人の利用料が運営に充てられるので、大人が来てくれることが、より多くの子どもが食べられるということにつながります。だから親子で一緒に行くのは、『こども食堂』にとってはウェルカムなんですね」
利用制限や条件を設けていない「こども食堂」では、親子連れや高齢者など多様な人々が集う場となり、知り合いが増えたり地域でつながりができるなど、地域のコミュニティスペースとなっているようなところもあるそう。
「中には、ママ友同士で子どもを連れて、ちょっとお茶しに、という感じで親しまれているところもあると聞きます」
とは言え、全国に多数ある「こども食堂」には、利用制限や条件を設けているところももちろんあります。
「運営する人もそれぞれ、考え方もそれぞれなので、3つあったら3つとも特徴が違うのが『こども食堂』。たまたま近所の『こども食堂』がイメージしていたのと違っていたとしても、また別のところには違うスタイルの『こども食堂』があるので、自分に合うところを探してみるのも楽しいですよ」
「むすびえ」のHPでは、
全国の「こども食堂」6000箇所のうち
3000箇所が検索できます。
場所やスタイルなど、
マッチするところを探してみてください。
https://musubie.org/