浴室はカビ対策をメインに。カビ・ダニ対策は秋が勝負!【最新号からちょっと見せ】
梅雨から夏にかけて大量に増えたカビやダニ。その影響で、秋にアレルギーを発症する人も多いため要注意。
kodomoe10月号では、家事・掃除・住宅アドバイザーとして活躍する藤原千秋さんに教わる「カビ・ダニ対策は秋が勝負!」をご紹介。kodomoe webでは、その中から一部をご紹介します。
浴室
湿度の高さはNo.1! カビ対策メインで
石けんカスなどの汚れと水気が合わさると、カビが大発生! 掃除と換気をルーティンに。
床・壁・天井
汚れと水気が残りやすい床は、雑菌だらけ。掃除を怠りがちな壁や天井も、飛び散った石けんカスなどをエサに、カビが繁殖します。
床と壁のカビには
塩素系漂白剤を
カビは風呂用の中性洗剤では落ちないので、塩素系漂白剤を吹き付けて20分置き、水洗い。タオルでしっかり水気を拭き取る。必ず換気しながら行って。
目の高さより上の場所は
消毒用エタノールで拭く
塩素系漂白剤が液垂れして、顔や体にかかると危険。壁の高い位置や天井は、消毒用エタノールで拭き取るのが基本。カビの生えていない場所もエタノールで殺菌しておくと、繁殖を予防する効果が。
基本のカビ取り方法
から拭きや掃除機で吸うのは厳禁。胞子が飛び散り、かえって増殖!
水で洗えるものは、塩素系漂白剤で
キッチンや浴室などは、塩素系漂白剤を吹きかけ殺菌してから、水でしっかり洗い流す。
水が使えないものは、消毒用エタノールで
家具などは、消毒用エタノール(アルコール70%程度)を吹き付けた布やペーパーで拭き取る。
教えてくれたのは
藤原千秋さん
ふじわらちあき/大手住宅メーカー勤務を経て、家事・掃除・住宅アドバイザーとして活躍。『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出版)など著監修書多数。
イラスト/macco(kodomoe2021年10月号掲載)