成長ホルモンのゴールデンタイムを逃すとよくないの?子どもの眠りの心配事Q&A【最新号からちょっと見せ】
寝る時間帯や寝かしつけ方法など、「眠り」については古い常識がまかり通っていることも。kodomoe10月号では、睡眠医療の先端から伊田先生が解説します!
kodomoe webでは、その中から「子どもの眠りの心配事Q&A」の一部、成長ホルモンのゴールデンタイムについてをご紹介します。
Q、寝るのがどうしても遅くなってしまいます。
成長ホルモンのゴールデンタイムを逃すとよくないの?
人によって黄金時間は違うので
きちんと眠れていれば大丈夫!
「成長ホルモンが最も多く分泌されるのは、入眠から3~4時間の間。人によって就寝時間は違うため、一律に『22~2時が黄金時間』ではなく、そこからズレても必ずしも成長ホルモンが分泌されなくなるわけではありません。また、成長に必要なのは成長ホルモンだけではないので、そこだけ抽出して不安を感じる必要はないですよ」
教えてくれたのは
伊田 瞳先生
いだひとみ/主に睡眠障害の治療に当たる睡眠専門ドクター。治療現場で働きながら、子どもはもちろんママの睡眠改善のために自ら情報発信を続ける。3歳男の子ママ。
撮影/大森忠明 スタイリング/山田祐子 ヘアメイク/梅沢優子 モデル/オー・トウヤくん イラスト/ツルモトマイ(kodomoe2021年10月号掲載)