個性はそれぞれ。親子で読みたい「多様性」に触れる絵本【最新号からちょっと見せ】
今を生きる私たちにとって大切な「多様性」に触れることができる絵本のご紹介です。
kodomoe4月号では、個性、発達、国籍やジェンダーなど、違いがあっても、それぞれが素敵な存在であることを教えてくれる絵本を掲載しています。kodomoe webでは、その中から一部をご紹介します。
※対象年齢は目安です。絵本はどの年齢で出会ってもよいものです
個性はそれぞれいろんな友達
集団生活が始まると、好みや行動、習慣、さまざまに違う個性と出会うでしょう。とまどうときは、親子で一緒に理解していきたい。
2歳~
男の子だって人魚になりたい
『ジュリアンはマーメイド』
ジェシカ・ラブ/作 横山和江/訳
サウザンブックス社 1980円
マーメイドに憧れる、男の子のジュリアン。カーテンをまとってマーメイドに変身した彼を、おばあちゃんが連れて行ったところは?
5歳~
小さな虫博士の、心温まる実話
『虫ガール ほんとうにあったおはなし』
ソフィア・スペンサー(虫ガール)、マーガレット・マクナマラ/文 ケラスコエット/絵
福本友美子/訳 岩崎書店 1650円
虫が大好きなせいで、学校でいじめられるソフィア。落ち込む彼女の元に、同じく虫に夢中な仲間からたくさんのメッセージが届きます。
編集協力/原陽子(JPIC読書アドバイザー)(kodomoe2021年4月号掲載)