「目隠し収納」から「見える収納」で、家族が使いやすくなる工夫を【最新号からちょっと見せ】
片づけ上級者なら見せない収納もお手のものですが、片づけ下手さんが真似するのは、ハードル高め。余計なことは“しない”収納こそ、続けられる基本です。
kodomoe2月号では、無印良品を経て整理収納アドバイザーとして活躍される水谷妙子さんに、水谷家の実例を見ながら収納ルールを教えてもらいました。kodomoe webではその中から一部をご紹介します!
隠さない
BEFORE
スッキリ見える!
でも使いづらい
AFTER
見える!
取り出しやすい♪
片づいた雰囲気よりも
暮らしやすさにつながる収納
家族が増えると、ものも増えて片づかない! そこでついやりがちなのが、収納グッズによる目隠し作戦です。
「部屋に散乱する衣類もプリント類も、中身が見えないシンプルな収納グッズに詰め込めば、なんとなく片づいた気分になります。でも、いざ必要なときに、行方がわからない。朝の支度の忙しい時間帯に、『あれはどこ?』と探し回ってイライラ。それ、以前の私の姿なんですよ(笑)。
私はもともと片づけ下手。見えていても片づけられないのに、ケースに隠してしまったら、見つけ出せないし、使った後に戻すのもひと苦労です。自然に片づく部屋で、時間や気持ちにゆとりを持って暮らしたい、その思いから考案したのが、見つけやすさ、しまいやすさを重視した「見える収納」です。
新たに収納グッズを買い足す前に、まずは使うものと使わないものに分けましょう。処分を迷うものは、「迷い中」箱に分け、使うものと別の場所に保管すればOK。使用頻度でざっくり一軍、二軍に分けて、一軍は一番見やすい場所にしまうのが基本です。ママひとりで決めるのではなく、家族みんなが使いやすい収納にすることも大事」
水谷家の実例を見ながら、家族ができる収納ルールを学びましょう!
教えてくれたのは
水谷妙子さん
みずたにたえこ/無印良品を経て整理収納アドバイザーとして活躍。7歳女の子、5歳&3歳男の子のママ。著書『水谷妙子の取捨選択 できれば家事をしたくない私のモノ選び』(主婦の友社)。
撮影/須藤敬一