おりがみや落ち葉を使うユラユラみのむしを手づくりしよう♪【ハハコで楽しむ季節の暮らし・手づくり歳時記~11月~】
2020年11月1日

おりがみや落ち葉を使うユラユラみのむしを手づくりしよう♪【ハハコで楽しむ季節の暮らし・手づくり歳時記~11月~】

山や街が黄色や赤に見事に色づく季節ですね。
家族で四季折々の季節行事やイベントを知り、親子で工作を楽しめる「ハハコで楽しむ季節の暮らし・手づくり歳時記」。
11月は子どもの成長を願い、お祝いする七五三をおさらいします。工作はユラユラみのむし。秋の手づくりを親子で一緒に楽しみましょう♪

11月
autumn

深まる秋を家族で楽しみながら
子どもの健やかな成長を願おう

11月15日

七五三

おりがみや落ち葉を使うユラユラみのむしを手づくりしよう♪【ハハコで楽しむ季節の暮らし・手づくり歳時記~11月~】の画像1

7歳でやっと一人前!
子どもの健やかな成長を祝う儀式

もともとは「髪置き」(3歳)、「袴着」(5歳)、「帯解き」(7歳)という別々の行事で、性別も行う日付も時代や家柄などで異なっていました。いずれも子どもの無事な成長を願って、祝う行事ですが、昔は乳幼児の死亡率が今よりもずっと高く、無事に7歳まで成長することが今以上に大変なことだったため、節目節目でお祝いをしました。現在のように3歳の男女、5歳の男児、7歳の女児の成長を願う行事となったのは明治時代以降で、戦後全国的に広まりました。氏神様やゆかりのある神社へ家族で詣で、神様に感謝の意を示しましょう。着物などの正装でなく、普段着でもかまいません。

おりがみや落ち葉を使うユラユラみのむしを手づくりしよう♪【ハハコで楽しむ季節の暮らし・手づくり歳時記~11月~】の画像2

千歳飴は子どもが長生きできるようにとの願いから、長~い棒状に。江戸時代に浅草の飴屋さんが売り出したのが始まりと言われています。袋には鶴亀や翁と媼など、長寿にちなんだ絵柄が定番。

※行事は地域によって違いがあります。ここでは、一般的に知られた由来やしきたりを紹介します。

 

ハハコで手づくりしてみよう
ユラユラみのむし

おりがみや落ち葉を使うユラユラみのむしを手づくりしよう♪【ハハコで楽しむ季節の暮らし・手づくり歳時記~11月~】の画像3

折り紙で作るほか、もみじ狩りで拾った落ち葉を使っても。
落ち葉の手触りや時間が経つことで
感触が変化する様子を楽しんで。

[作り方]

おりがみや落ち葉を使うユラユラみのむしを手づくりしよう♪【ハハコで楽しむ季節の暮らし・手づくり歳時記~11月~】の画像41. 折り紙を1~3cm程度の大きさにちぎる。色や柄を2~3種類用意すると、カラフルでかわいい。

おりがみや落ち葉を使うユラユラみのむしを手づくりしよう♪【ハハコで楽しむ季節の暮らし・手づくり歳時記~11月~】の画像52. トイレットペーパーの芯に、幅1cmおきに両面テープを貼り、1の上で転がす。

おりがみや落ち葉を使うユラユラみのむしを手づくりしよう♪【ハハコで楽しむ季節の暮らし・手づくり歳時記~11月~】の画像63. 直径5cm程度の円に切った画用紙にみのむしの顔を描き、触覚をつける。2に貼り付けて完成。ヒモをつけて吊り下げよう。

監修
三浦康子さん
みうらやすこ/和文化研究家、生活情報総合サイトAll About「暮らしの歳時記」ガイド。様々なメディアで活躍し、「行事育」を提唱。著書に『子どもに伝えたい和の行事を楽しむ絵本』(永岡書店)など。

イラスト&工作は 
江頭路子さん 
えがしらみちこ/絵本作家、イラストレーター。やさしいタッチのイラストが人気。主な作品に『なきごえバス』『なきごえたくはいびん』(白泉社)などがある。女の子ママ。
江頭路子さんがお子さんへの読み聞かせについてお話してくれた【うちの読み聞かせ】はこちら

イラスト・工作/江頭路子、撮影/岡森大輔(kodomoe2018年10月号)

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子どもたちに伝えていきた四季折々の行事やイベントを紹介する「ハハコで楽しむ季節の暮らし・手づくり歳時記」は、こちら

 

おうち時間を、ひとりでゆっくり&お子さんと一緒に、手づくりを楽しむのはいかがでしょうか。
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