音や動きにワクワク! 工夫がいっぱいの「あそべる絵本」
手指が器用になったら、ボタンを押したり、自分で動かしてみたり、遊べる絵本の幅は広がります。絵本にあまり興味がないのかな? と思っていた子どもにも親しみやすい絵本はきっとあるはず。
絵本から出る音や動きに、わあって、驚いてくれるかな?
音や動きにワクワク!
4つのタイヤで走りが自慢
『Digger』
DK出版 本体980円+税
イギリス発、走る車輪付き絵本。ミニカーのように遊ぶのもよし、ページを開けば、ブルドーザーはじめ働く車の写真が10台。英字表記ですが、その分お部屋に飾ってもクール!
懐かしい童謡オンパレード
『せなけいこの音のでる
どうようえ・ほ・ん』
せなけいこ/絵
ポプラ社 本体1650円+税
「おばけなんてないさ」「ねこふんじゃった」など、人気の童謡6曲を歌入りで収録。味わい深い絵は、せなけいこさんの人気絵本シリーズから抜粋。家族みんなで一緒に歌おう。
ここは電車の運転席!
『音のでるおしごとえほん
でんしゃ』
たかいよしかず/絵
三起商行(ミキハウス) 本体3000円+税
マスターコントローラを動かすと電車の走行音が流れ、スピード次第で音も変わります。ページの指示に合わせて駅に停車、マイクでアナウンスもできて、気分はもう運転手さん。
赤ちゃんに優しさいっぱい
『オルゴールおうたえほん
あかちゃんのうた』
やまだうたこ/絵
成美堂出版 本体1800円+税
「ことりのうた」「あめふりくまのこ」など5曲を収録。やまだうたこさんの愛らしい絵に、歌とオルゴールの2つのモード、効果音を鳴らせる鳥の形のボタンなど、工夫が満載。
本の中にアニメーション?
『ワドル!! よちよちあるき』
ルーファス・バトラー・セダー/作
たにゆき/訳
大日本絵画 本体1900円+税
絵本の中に、動く映像が! 人気シリーズのカラー版。本を開くことで、ペンギンがよちよち、かえるがぴょーん、生き生きと動き出します。この驚きは、ぜひ手に取って体験を。
撮影/岡森大輔、編集協力/原陽子 (2016年12月号掲載)