小6ママのゆる育児 子どものお片付け
みなさん、こんにちは。毎日頑張るママたちが元気になれる記事を書いています、ライターの東です。今日のテーマは、子どものお片付け。「何回言っても子どもが片付けてくれない!」と悩むママは多いですよね。ママ友のカナちゃんは6年、2年、1年の3人兄妹のママですが、お兄ちゃんが弟妹に対して「片付けろ!」と言う声を聞くのがストレスだとちょっぴり悩んでいます。大きくなると、片付けに対する意識も変わっていくんでしょうね。子どもが自ら片付けてくれるようになるためには、どんな工夫をすればいいのか、皆さんにお伝えしたいと思います。
東 亜衣子 ひがし あいこ
ライター・精神保健福祉士。小6男児の母。料理好きでフード関連の記事が得意。また、子育てに悩んだ経験と福祉に長くかかわる経験から、悩める子育て中のママの駆け込み寺となり、多くの相談を受ける。子育てと料理の両面から、悩めるママたちの役に立ちたいと日々奮闘中!
片付けやすい部屋づくり
子どもに限らず、片付けやすい部屋のポイントはたったひとつだと思っています。それは「すべての物に住所をつけること」 私が片付けに悩み続ける中でいちばん響いた言葉でした。鉛筆1本消しゴムひとつにもすべて置き場所を決める事が大切です。かごがその物の住所であれば、かごにポイポイ入れてもいいんです。とにかく決まった場所に戻すだけ。最初に住所を決める工程はママの協力が必要ですが、これを繰り返すことで、子どもは物の住所を意識できるようになります。「これのおうちはどこだったっけ~?」「ちゃんと家に帰してあげてね~」息子が小さい頃はそんなことばかり言っていました。うちでは息子のものはすべて息子の部屋に片付けます。リビングに持って来ても、その日のうちに必ず、もとの住所に片付けるように言ってきました。今では息子のものがリビングに散らかっているという事はまずありません。うるさく言われるのがイヤなんでしょうね(笑)。
片付けタイムの設定
お兄ちゃんは「片付けろ片付けろ」と弟たちにうるさいし、リビングも片付かないと悩んでいるカナちゃんにおすすめしたのはこの方法です。
寝る前の15分、毎日片付けタイムを設定します。「よーいスタート!」で、ママはタイムを計ります。スマホのストップウォッチが良いですね。音が鳴るとさらにいいです。15分間みんなで片付けたら、もう少しやりたくてもそこで終了。その代わり、毎日続けることが大切です。「その前には、物に住所をつけないといけないよ」とも話しました。15分ってスマホやテレビを観ているとあっという間だけど、片付けるには十分な時間なのです。
カナちゃんは「それならゲーム感覚で1年生でもできそうな気がする」と喜んでいました。その後どうなったか、今度会ったら聞いてみようと思っています。
片付けって結局のところ習慣なのです。やっていないことを急にやれと言われても、それはなかなか大人にとっても難しいことです。だから習慣を作ってあげるのは、大人の役割なんですね。でも、ママも口うるさく「片付けなさい」というよりは、「よーいスタート!」と言って15分子どもと片付ける方が楽しいはず。うちではもう片付けタイムを設定することはなくなりました。息子は自ら自分の物を片付けられるようになったからです。小さい頃「これはどこ?」「あれはどこ?」「もう時間がない!」と言いながら片付けタイムを頑張っていたことが懐かしいです。とても楽しい息子の小さい頃の思い出です。リビングが片付かないと悩んでいるママたちも、一度試してみてはどうでしょうか?