今日から怒らないママに。子どもの「○○しない」解決テクニック 後編
ごはん、お風呂、片づけetc.子どもって、いろんなことを「しない」生き物です。毎回怒るのはママも疲れちゃいますよね。スムーズに自分から「やる気」になるための実例アイディア、ご紹介します★(kodomoe2016年4月号)
イラスト/ホリナルミ
みんなどうしてる?
子どもの「しない」解決テクニック
子どもに「させる」、ママたちの創意工夫を一挙公開!
今日からすぐ使えるテクがいっぱいです。
ごはんを食べない
気まぐれで「食べない」という場合は「じゃ、今はいいよ」と一度引いてみても。
お腹が空いたら自分で食べるという感覚を子どもに分からせることも大事です。
食べたらごはんのマグネットをひっくり返す
両面マグネットに「ごはん」と書いて、冷蔵庫に貼りつけておきます。ごはんをきちんと食べられたら裏返す、というように遊びを取り入れました。
ようちゃんさん/4歳女の子ママ
弁当箱に詰めて気分を一新
いつもではないのですが、子どもがごはんを食べないときにはお弁当作戦! ふだんお皿で食べている物をただお弁当箱に詰めるだけで、かわいく飾る等の工夫は一切していないのですが、なぜか子どもは食べるんです。
yukeyさん/7歳&2歳女の子ママ
子どもの食事風景をママが実況中継!
「今、卵焼きがひーくんの大きなお口に入りました~」「もぐもぐ、すごい勢いでかんでいます!」など、子どもが食べている様子を実況中継すると、勢いづいて食べます。
Yu-hiさん/3歳男の子ママ
食べてほしい気持ちを分かってもらう
あらかじめごはんの時間は30分と決めておきます。きちんと食べていればオーバーしても様子を見ますが、明らかにふざけていたら「ひどいね~、一生懸命作ったのに……」と感情に訴えかけてお皿を下げます。「ママごめんなさい、ちゃんと食べるから」と言わせたら、シメた!と思います。
れんれんさん/4歳 男の子
一緒に食べたら食事が楽しい
子どものごはんを先に作って食べさせていたときは、食事に集中せず食べてくれませんでした。でも、私も必ず一緒に食べるようにして「おいしいね」「スプーン持つの上手だね」などと声をかけ、子どもに目を向けるようにしたら、たくさん食べるように!
須藤美智子さん/2歳男の子ママ
Q きらいな食べ物も無理にでも食べさせたほうがいいでしょうか?
A 子どもの好みは変化するもの。無理強いしなくても大丈夫
「子どもの食の好みは成長によって大きく変わり、嫌いだった食べ物を好きになるのはよくあること。『食べなきゃダメ』と追い詰めると、食事自体がいやになってしまうこともあるので、ゆったり見守ってあげましょう」(岩立先生)
歯みがきをしない
子どもを無理に押さえつけてみがいてもよけいに嫌がるようになって悪循環。
磨かないと即虫歯、というわけではないので朝磨かなかったら夜に、くらいのスタンスでOK。
ごほうびのシールで動物園づくり
仕上げ磨きまでしっかりできたら、動物シールを貼ることに。どんどん貼っていくと動物園になるのが楽しいみたいで、きちんと磨かせてくれるように。
かおりさん/6歳&3歳女の子ママ
歯みがき後のタブレットがお楽しみ
自分で歯を磨いたら、歯みがき後のごほうびにキシリトールのタブレットをあげています。
さくらそうさん/3歳男の子ママ
自分の歯がよ~く見える!
歯みがきの際は子どもに自分で手鏡を持たせます。歯を見せながら磨いてあげると、楽しそうです。
たぬたぬさん/2歳女の子ママ
その日の気分で歯ブラシを選んで
子どもが好きな色やプリントの歯ブラシを何本も準備。「今日はどの歯ブラシにする?」と自分で選ばせています。
ハルさん/3歳女の子ママ
Q 乳歯は少しくらい虫歯になっても大丈夫ですよね?
A 乳歯の虫歯は永久歯にも悪影響
「乳歯の虫歯が進行すると、下から生えてくる永久歯の色や形が悪くなったり、虫歯で乳歯が欠けたり、なくなると、永久歯の生える場所がなくなってしまい歯並びが悪くなる可能性も。乳歯の虫歯でも放置は禁物です」(日本歯科大学附属病院 小児歯科 内川喜盛先生)