だいすけお兄さんが「つくりおき食堂」の若菜まりえさんと料理対談。さらに、まりえごはんのレシピに挑戦!【だいすけお兄さんのパパシュギョー!・4】
横山だいすけさんが、パパやママの代わりにさまざまなジャンルの専門家からお話を聞く「だいすけお兄さんのパパシュギョー!」が、本誌で好評連載中。第4回のゲストは、「つくりおき食堂」で話題の時短料理研究家・若菜まりえさんです。まりえさんのレシピで、料理の楽しさに目覚めたというだいすけさん。本誌だけでは伝えきれなかった料理にまつわるお話を、webでご紹介します! だいすけさんのリクエストでまりえさんが考案した、スペシャルレシピも公開!
簡単&時短なレンジ調理。重要なのは計量!
だいすけお兄さん(以下だいすけ) まりえ先生の『「つくりおき食堂」の超簡単レシピ』(扶桑社)、台所に置いて愛読しています。最初は5分、10分でできるおかずから作り始めて、「パプリカの塩麹サラダ」はもう定番。「にんじんしりしり」、「ピーマン南蛮」も作ったし、「居酒屋風もやしナムル」、あと「やみつき無限キャベツ」。それから「トマトすき焼き」も、めっちゃくちゃおいしかったですよ!
まりえさん(以下まりえ) ありがとうございます。ものすごく嬉しいです。感激です。
だいすけ 僕、スーパーが好きなんですよ、今日のお買い得商品を探すのが(笑)。つくりおきをするようになってからは、「あれ!? 今日はこの野菜が安いな」って、野菜も結構見るようになりました。「あ、これとこれだったら、このつくりおきメニューができる」とか考えながら。まりえ先生のレシピは、電子レンジでパパッと作れるものが多いし、しかも使うのは家にある定番の調味料。その分量を変えたりするだけで、「あれ、こんなに味って変わるんだ!」って驚きでした。つくりおきを始めてから、ちゃんと調味料を計るようになったんですよ。
まりえ レンジ調理って、重さで加熱時間が変わってくるので、計量がすごく大事なんです。調味料を和えたら、味見をしないでレンジにかけて完成になるから、最初の計量が重要になるんですね。
だいすけ そうですよね、確かに。
子ども時代のお手伝いが、料理の原点
まりえ だいすけお兄さんのお母さんは、よく料理をされる方だったんですか。
だいすけ うちの母は料理好きなんですよ。お菓子づくりとかも、僕が子どもの頃はよく一緒にやりましたね。
まりえ わあ! 素晴らしいですね!
だいすけ ケーキを作るときは泡立て器でかきまぜる手伝いをしてました。まあ、ちょっと大きくなったら、ウィーンって自動で回るハンドミキサーが出てきたんですけどね。それから、卵を黄身と白身にわける役とか。
まりえ えっ、すごい! それは難しい役回りを任されてますね。
だいすけ よく失敗してましたけど(笑)。子どもながらにそういう、ギリギリできるかできないかぐらいのことを、母親がうまくやらせてくれていましたね。
まりえ それは難しい作業ですよ! 素晴らしいと思います。
だいすけ パンを作るときも、生地をこたつに入れて。
まりえ 発酵させるパンを作るお母さんだったんですね。素敵ですね。
だいすけ はい、ロールパンとか作ってましたね。父親は、休日によくカレーを作ってくれたんです。凝ったものを作るタイプで、いろんなものを入れて、半日位ずっと鍋でグツグツやってる。食べるときに「どうだ、おいしいだろう。お父さんが作ったんだぞ」って。父のカレーは母の味とはちょっと違う、それがまたなんか新鮮さがあって、好きでしたね。だから僕も、作ることは嫌いじゃなかったんですよ。僕が妹と弟のごはんを作るときとかはもう適当で、作っているカレーにいろんなものを入れちゃうんですよ。コーヒーとかチョコレートとか、りんごやはちみつを入れたり。トマトを入れすぎて酸っぱくなっちゃったとか、いろいろやらかしました(笑)。小学生、中学生くらいの頃かな。
まりえ でも、その年齢でキッチンに立っていること自体がすごいですね。
だいすけ お手伝いから自然にそうなったんでしょうね。でも大学生くらいになると、もうやらなくなりました。その後、現役の「歌のお兄さん」を努めていた後半ぐらいの時期に、喉をちょっと壊しちゃったのを機にスープづくりを始めて。そして今はつくりおきです。本当に、まりえ先生のつくりおきのおかげで、毎日の食卓が彩り豊かになりました。
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