「麺処 若武者 ASAKUSA☆会津山塩肉物語 」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第七十一回】
みなさまこんにちは!
御覧いただいてありがとうございます☆
在住している神奈川県からソロリソロリと
お仕事で、ようやく県外へと飛び出せるようになったこの頃。
先日は、その嬉しい「出張♪」の帰りに
おそらく初めてのつくばエクスプレスに!
浅草で降りて、銀座線に乗り換えよう♪と駅を出たら
思っていたのと違う乗り換え。笑
駅間で、じゃなかった、歩いてく感じだ。
これだからアウェーでの移動にはリスクが!
まあいいや、テクテク行けばと地上に出たら
すぐそこにラーメン屋さん♪
ちょうどハラペコ。「アサクサ」の文字もイイ!
「若武者」という屋号も、この地にピッタリ。
都内でラーメンをいただくことも
ひさしぶりだから行ってみたい!
わーい! 営業中!
アウェーであっても移動していると
リスクだけじゃなくこんな出会いも♪
この、表にあるラーメンの写真イイなぁ
迫力ある。こんな絵描いてみたい! 笑
↑食べたい、から近頃は描きたいへ♪
お店の中に入ってスグの券売機でチケットを購入し
カウンターの席へ!
こうして、夜営業のお店が
増えてきてくれたことに感謝も込めて。
やってきたのは見た目インパクトな一杯!
あたり一面の肉祭り。この圧巻の様子は
最後に飾る、水彩画で御覧ください!
まずはスープ♪
あっさりとした見た目なのに
しっかりと効いたお出汁のウマみー!
塩加減がたまらなくおいしい。スキな味!
そして麺! こちらも当たり!
と、勝手に「当たった」呼ばわりしてるのは
つまり、単なる私の個人的な好み。スキなのー! この、
まるで手もみされたかのようなヒダあり形状の麺っ
と、答え合わせをしたらホントーに実際
「手もみ太麺」だったこの感激ったら♪
口当たりがモチモチしていて
とってもおいしい!
そして・・
極めつけは
やはり、肉!
THEコレデモカ
一見、レディーには
ハードそうにも見えますが
見た目ほどそう重たくもなく!
脂が落ちつつ脂身があるというベストバランスなお肉だったからか
私のハラペコと胃腸の強さがとにかく勝ったからなのか、
それはもう不確かなんですが
あっさりとペロリでした、コワい!
↑10枚ほどあったチャーシューも
それほどあってもラスト残し笑
そして最後の最後で
気づいたこと。
「アサクサ」らしい! と
一方的に思っていたお店でしたが
メニューのラーメンをよく見ると
各所に「会津」って!
「福島や「山形」の文字が!
すっかり食べ終えたあと、今さらながら調べたところ・・
「若武者 ASAKUSA」とは!
福島県、会津にある名店の初の東京出店で
福島郷土の食材をふんだんに使った唯一無二の
福島が本店のラーメン屋さんでした!
さらに、感慨深いのは
「澄んだ透明なスープの表面に背脂が散っている見た目は
会津の雪がちらつくサマ」、なんと! 「雪景色」のイメージとのこと!
「ほんのすこーしだけ降らせます」その表現が
なんとも奥ゆかしいではないですか。
ああ雪国のいじらしさ!
それも背脂でー!
水彩画でも責任持って
背脂の雪、降らせますっ
それにしても
「浅草」らしい、と
お店を眺めていた私の
この見当違いったら笑
東京でラーメンが
食べられたことがひさしぶり! と思いふけっていたら、
実はそのラーメンが「福島から」やってきていたものだなんて
ようやく、県外のラーメンとも出会える! と思い始めた私には
なんて、重ねて運命的だったのだろう!
記念すべき、ひさしぶりの東京での一杯は
おいしい上に東京にいながら
味わえた福島でした♪
出会いは、いつもこうして
動いた先で待っている。
リアルにバンザイ!
ごちそうさまでしたー!
おくやまよしえ(女優・タレント)/東京都生まれ。1992年、映画「喜多郎の十五少女漂流記」でデビュー。2001年に結婚。翌年、長男を出産。現在は2児の母。NHK「すくすく子育て」、TBS系ドラマ「キッパリ!」主演を経て、テレビ、ドラマ、雑誌などで活躍中。特技はイラストを描くこと、手芸。
ブログ 奥山佳恵のてきとう絵日記