2021年6月15日

「鳳仙花☆金目鯛らぁ麺」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第六十二回】

みなさまこんにちは!
御覧いただいてありがとうございます♪

神奈川県の湘南地区に在住している私にとって
今、このご時世で気軽に県をまたいで移動することは
お仕事以外、ゼロに近い。都内の実家にも行ってない!

そんななか、所用があってお仕事以外で出向いた西武新宿線。
東京生まれ、東京育ちの私ですが初めて、新宿からこの電車に乗る機会となり
まずは「西武新宿駅」を探すところから始まった・・駅は、改札はドコですかー!
(上京したてか)

そうか、こんな場所にあったのか。
帰り道に改めて西武新宿駅の全貌を眺める。
そうだ、せっかくだからこの近くでラーメン調査をしようかな!
駅の周りをグルグルと模索していると・・ありました! 
大都会新宿の、看板の情報が溢れる中で

「鳳仙花☆金目鯛らぁ麺」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第六十二回】の画像1

木目が目を引くラーメン屋さんが。
清潔感が異彩を放って
ひときわ輝いてるー!

近づいてみると・・

「鳳仙花☆金目鯛らぁ麺」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第六十二回】の画像2

金目鯛・・ですって?
なんともおめでタイ!
輝いてるのは外観だけじゃないようだ!
時刻はちょうどお昼どき。限定とのことですが・・

「鳳仙花☆金目鯛らぁ麺」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第六十二回】の画像3

ありました! 金目鯛ゲーット!

店内はカウンター席のみ。
1つ1つに仕切りがあり

「鳳仙花☆金目鯛らぁ麺」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第六十二回】の画像4

まるで一蘭!

この間仕切りは
コロナ禍で取り付けてくれたのだろうなという痕跡が

「鳳仙花☆金目鯛らぁ麺」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第六十二回】の画像5

手作り感のあるテープ貼りから
思い入りました。工夫に感謝!

ラーメンは、コの字型の店内の突き当たりで作られている様子。
コの字の中を行き来してラーメンを配膳してくださる店員さんは

「鳳仙花☆金目鯛らぁ麺」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第六十二回】の画像6

ゼッタイ、大きくなれないと思った。スリムな方限定!

店内をワクワク観察していたら、やってきました金目鯛♪
まずはスープを・・

「鳳仙花☆金目鯛らぁ麺」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第六十二回】の画像7

ギョギョ! 
「魚!」と思った。
ラーメンなのにお魚いただいているみたい!
濃厚、なのにクドくない♪

「鳳仙花☆金目鯛らぁ麺」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第六十二回】の画像8

麺はツルツル、おいしく泳いでる♪
「高次元でバランスをとった多加水麺」とのこと。
高次元、という表現がなんだかすでに高次元! さすが新宿。

「鳳仙花☆金目鯛らぁ麺」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第六十二回】の画像9

チャーシューは私の大好きな「レア」タイプ♪
せっかくのレア。火が通ってしまう前に早めにいただいて
レア感を頂戴しないと! ・・ホントは温存しておきたいけど仕方ナシ!

「鳳仙花☆金目鯛らぁ麺」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第六十二回】の画像10

コレは・・ナニ?
コリコリッとした食感。
鯛ではないでしょうか!
ほぐし身です。しかも香ばしくてウマい!

「鳳仙花☆金目鯛らぁ麺」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第六十二回】の画像11

紫タマネギが食感のアクセント♪

「鳳仙花☆金目鯛らぁ麺」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第六十二回】の画像12

すみません、勢いあまってブレていますが
穂先メンマは長ーいフォルムでご登場。
サクサクと麺のようにいただきます!

後半戦。なんてラッキー!
前半に食べきった、とばかり思っていた

「鳳仙花☆金目鯛らぁ麺」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第六十二回】の画像13

レアチャーシューが底に沈んでいて
麺とからめていただけましたー!
火が通っているバージョンも
柔らかさはそのままに、ウマし!

お店は満員にほぼ近く、お客様は次から次へとやってくる。

「今ならちょうど座れるね」というサングラスのお兄さんと、
「えーごちそうになっちゃっていいんですか?」というお姉さんが
私の2,3席となりに着席。

コンパクトな店内な上、大きい声なので
会話が自然と耳に入ってくる。
また、その内容が興味津々。

お姉さんはラーメンを食べながら
「おいしいー」を繰り返してる。
「だろー? オレが作ったワケじゃないけど!」と
ご満悦な様子のお兄さん。
新宿にラーメン屋さんはたくさんあるけど
このお店はお兄さんのイチオシなんだそう。

お姉さんといっしょになって
「そうなんですか、来れてよかった!」と
リアクションをしたくなる衝動を抑える。

お姉さんは繰り返す「おいしいー」の他にも
こんなにおいしいものを久しぶりに食べた、
お友達にも教えていいですかァ?と続ける。

すっかりゴキゲンなお兄さんは話の流れを変え、お姉さんに
「お店が終わったあとはどうやって帰宅しているか」を訪ねる。
「電車はありませんけど、車で送ってもらっています」
「なのでお迎えに来てもらわなくても大丈夫ですよー」

どーやら夜のお店にご勤務されている女性な様子。
お兄さんはお姉さんを誘っているんだろうか・・

真っ昼間からなんて深夜な会話なんだ。

おいしい「タイ」の群れの中にいて
すっかり忘れていましたが

ここは新宿なのでした!

ご関係は存じませんが
頑張れ、ラーメンおごったお兄さん。

おめでタイことありますように!

「鳳仙花☆金目鯛らぁ麺」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第六十二回】の画像14

いろんなイミで濃厚で

ごちそうサマでした!

おくやまよしえ(女優・タレント)/東京都生まれ。1992年、映画「喜多郎の十五少女漂流記」でデビュー。2001年に結婚。翌年、長男を出産。現在は2児の母。NHK「すくすく子育て」、TBS系ドラマ「キッパリ!」主演を経て、テレビ、ドラマ、雑誌などで活躍中。特技はイラストを描くこと、手芸。
ブログ 奥山佳恵のてきとう絵日記

シェア
ツイート
ブックマーク
トピックス

ページトップへ