第100回「ムフ麩（お麩の親子丼風）」

みなさまこんにちは！ (・∀・)ノ
いつも御覧いただいてありがとうございます！

この「たのしむこそだて」は、みなさまに支えていだきながら
なんとこの度、めでたく今回で「100回」となりましたー！

前回も同じ言葉をつづりましたが・・・
お料理ド下手の私が、お料理コラム＋イラストを
「100回」も書いてこられたのは、すべて！
こんな私を支えてくださった方、そして！
お料理上手のお友達のおかげーーー！

みんなのおかげで今があります。。
ほんとう、ありがとう!!

私がこんな風に心底思う理由、
この連載100回をすべて読んでいただけたら
きっとあなたにもわかっていただける。その絶対の自信がある。笑

失敗するんです。たいてい、ほぼ、自分でもビックリするほど！
失敗することにかけては天才的です。エッヘン！

今回、記念すべき「祝・連載100回」のレシピに選んだのは
いつもの私の「失敗」をキッカケに誕生したレシピ！

失敗が「おいしい！」につながることって、あるのね！

前回ご紹介した、大人気「オキナショクドウ」さんの
佳世子ちゃんに教えてもらった「車麩の甘辛ダレ」。

せっかく教えてもらったおいしいレシピなのに失敗し
醍醐味である「カリッと」揚げることができなかった、私。

「家族みんなにおいしいもの、いっぱい食べてもらいたい！」と
あろうことか、たっくさん揚げてしまったの！
「高温で揚げる」がコツだよ、ということだったから
大量に１度に揚げたことで、温度が低くなったのかも。。

私の目の前には、ただグニャグニャに揚がった、車麩。
「まるで食感がお肉！」がウリのレシピなのに
ためしにちょっとひとかじりしてみても
どうー考えても、ただのお麩。笑

カヨちゃんに「これ、どうしよー！」と泣きつきました！

失敗とはいえ、もったいなくて捨てられない。でもこれ、
ゼツボー的においしくない!!! （/TДT)/

そしたら・・・！
「小さくカットして、卵でとじて親子丼風にしてみては？」
目からウロコがボタボタ落ちる、画期的なアドバイスをもらい
祈る気持ちで作りました！ それが今回、記念すべき「100回記念」でご紹介する

「ダメ車麩の甘辛ダレ」あらため、
家族みんなが「お麩がお肉だとダマされた」その名も

「ムフ麩」ですーーー!!! (ﾉ´▽｀)ﾉ

材料は、「カリッと」仕上がらなかった「ダメ車麩の甘辛ダレ」！

↑ こんな感じの、ダメなグンニャリな、揚げた車麩。失敗作〜！ 
甘辛ダレをからめ終えた状態です。もう、なすすべがない。。

このダメ車麩を小さくカットし、新たに

卵をといて、くし型にカットした玉ねぎを用意します☆

まずは、玉ねぎを炒めます！ ジュージュー
火が通って全体が透けてきたら、ダメ車麩を投入！

そこに、とき卵を半分ほど入れます。

ジョワワーーー！

卵のフチが固まってきたら、
残りの卵をシットリと加え、

そして仕上げに・・・

ここ、ポイント！

「めんつゆ」を足すのです！ （大声で）

この「ラストにめんつゆを加える」も
もちろんカヨちゃんによるアイデアです！

たったこれだけで
どうにもならない、揚げたのにグニャグニャのお麩が
「鶏肉かと思った!!」親子丼風に大変身したんだよー!!!
もう、もはやはじめから
グニャグニャのダメ車麩を揚げたいほど!!!
なんて思っていたら、レシピを教えてくれたカヨちゃくいわく
「もちろん、おいしく揚がった車麩で作ってもおいしいよ☆」とのこと！
ムフ麩作りたさに、わざわざあえて失敗しなくても良いのねー！ 笑

救世主カヨちゃん!! ほんとうにありがとう!!!

見よ！
こちらが、失敗から誕生した
「まるで鶏肉みたいな親子丼」

「ムフ麩」でございますーーー！

おいしさは、食べてもらえばわかる☆

我が家自慢の「ジャイアンどんぶり」に「ムフ麩」をよそえば
「おいしいー！」の声とともに、なんとも美しく

完食!!

「心の友よ！」のジャイアンイラスト、
キラびやかにお目見え！ そして嬉しい
「また作って！」の声!!

ううっ・・・

うれしい!!

失敗したけれどもったいなくて捨てられなかった品を
おいしい逸品に様変わりさせてくれたことに、感謝！

そして聞きたかった「また作って！」
これこれ。この言葉が聞きたくて
私たちは日夜、ごはんをせっせと
作っているのかもしれない。

私の場合、なかなか聞く事ができない「また作って！」

その嬉しい言葉、どうかまた聞かせて！
言ってもらえるようにがんばるから！

お料理上手のみなさまの
力をたくさんお借りして！ 笑

どうかみなさま今後とも、こんな佳恵を支えてください☆

声を大にして、「祝100回」も記念して、
この連載を応援してくださっている方
私を支えてくれているお友達
みんなみーんなに、
この思いよ伝われ！

「心の友よ！」