2025年7月29日

King & Prince髙橋海人さん就任!「展覧会がきっかけで子どもたちが絵を描くようになったら、北斎のアートが継承される瞬間になるかも!」【HOKUSAIーぜんぶ、北斎のしわざでした。展】

キンプリ髙橋海人さんが展覧会公式アンバサダーに決定した「HOKUSAIーぜんぶ、北斎のしわざでした。展」が、2025年9月13日(土)から、東京・京橋のCREATIVE MUSEUM TOKYOでスタートします! 今回の展覧会で、髙橋さんは音声ガイドのナビゲーターにも初挑戦! 展覧会は髙橋さんと一緒に会場をめぐるように、北斎の画業の歩み、人生エピソードをたどりながら作品の魅力やみどころを紐解きます。

今回は、髙橋海人さんが登場した、記者発表会のようすをお届けします。

タイトル

King & Prince髙橋海人さん就任!「展覧会がきっかけで子どもたちが絵を描くようになったら、北斎のアートが継承される瞬間になるかも!」【HOKUSAIーぜんぶ、北斎のしわざでした。展】の画像1

――公式アンバサダーに選ばれた感想はいかがですか?

実は北斎に関連する映画に出させていただいていて、アンバサダーが決まった時に運命的な縁を感じてワクワクしています。

――ファッションブランドではご自身が描かれたペイズリーアイテムがあったり、先日はライブでご自身が描いたキャラクターが映像で流れることもあったそうですが、アートに触れることについてはいかがですか?

僕は、物心ついた時から絵を描いてる姉を見ていて、いいなと思っていました。描くことも、見ることも、作ることもたくさんしてきて、人生においてアートは欠かせないものだなと思っています。

――そんな中で出会った葛飾北斎の存在はいかがですか?

正直、僕はわりと大人になってから日本のアート文化に触れてみようと思ったんです。だから北斎に触れている歴史はとても浅いので、もっと小さいころから触れていたかったなと思っていて……。今のマンガやアートの技法に関するものが、200年以上前からあったんだという驚き、そういう技法のほとんどが北斎がやってたんだということに衝撃を受けています。

――実は小さいときから見ていたさまざまなマンガやアニメなど、あれ、ぜんぶ、……

北斎のしわざだったんですね(笑)。

先日、北斎について勉強させていただく機会があったときに、「え? あれも北斎? これも北斎?」となって、あらためていろんな技法をやられてたんだなと思いました。

――そこからどんどんはまって、最近ではご自身でも(今回の展覧会で企画協力をされている浦上蒼穹堂さんの)アトリエに行かれて勉強されたようですが。

自分の中の印象だと、北斎はすごくストイックで、生涯ずっと絵を描く苦悩の人生という印象だったんですが、(展示される)「北斎漫画」を拝見して、その印象がガラッと変わりました。
この人は、苦悩はもちろん感じながらも、絵を描くことを楽しんで、人々に与える絵のパワーについても深く知っていて、「楽しませよう楽しませよう」とずっと思っていた、割と楽しいおじちゃんだったのかなって。

それを見て、自分たちと同世代の若者だったり、小さいお子さんだったり、ご家族で来られる方がどう感じるのか?
それがきっかけで子どもたちが絵を描くようになったら、200年以上前に北斎が書いてた技法が子どもたちに渡っていく、日本のアートが継承されていく瞬間になるのかなと思ったりもして、すごく楽しみです。

――ここから新たな文化が始まるかもしれませんね。

すごい瞬間になるかもしれませんね。

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――中でも髙橋さんがこの展覧会で楽しみにされていることは?

『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』や『富嶽百景』の印象が強い北斎ですが、読本(よみほん)の挿絵を描いていたり、いろんなことに興味を持ってやっていた北斎だから、自分や皆さんが知らないこともいっぱい詰まっているのがこの展覧会の魅力のひとつだなと思っています。
自分も北斎の作品を知って、見て、勉強できているものがまだ少ないと思うので、自分の知らない北斎を展覧会でもっともっと見られるんじゃないかなと思います。

――ご自身も絵を描かれるということでしたが、アーティスト活動にも影響が?

繊細さもあり大胆さもある北斎の絵なんですけど、中でも自分がすごいなと思うのが、シンプルに見せる構図です。自分も絵を描くときには、色使いとか構図にはすごくこだわりを持って描いているので、勉強になるなと思いました。(北斎の絵を見たら)自分も家に帰ってすぐに絵を描きたいと思うくらい刺激をもらいました。

――ちなみに、北斎の作品の中には変顔もたくさんありました。

変顔ありましたね! そうやって日常をとらえているところなどは、北斎が自由帳に描いたようなカジュアルな作品に感じますが、時間がたった今見ると歴史的文献なんじゃないかと思うくらい当時のいろんなことを描かれていて。当時の生活や、楽しみ方、感じ方が違うので勉強になりますね。
絵の中のストーリーを知って、時代背景を知って……ストーリーとヒストリーを両方知れるというのはいいなと思います。

――今後、髙橋さんの活動でも、さまざまな北斎化した髙橋さんが見られるかもしれませんね。

あまり変顔することはないですが、僕のアイドル生活にも影響を与えるかも?

――今回はアンバサダーとして音声ガイドにも挑戦されるそうですね。

なるべく北斎の世界を邪魔しないように、来ていただく皆さんがスムーズに北斎の世界に没入できるような音声ガイドができればなと思っています。

――最後に、展覧会に来場される皆さんにメッセージをお願いします。

僕自身、北斎は日本のアートの歴史上、重要な中心人物だと思っていて、そんな北斎の作品が300点以上見られる機会も多くないと思います。北斎のことを知らない人には絵に興味を持つきっかけになったらいいなと思いますし、北斎のことを知ってる方も知らない北斎が出てくると思います。

北斎のいろんな魅力がすごく詰まった展覧会になっていると思いますので、カジュアルにお出かけついでに来ていただいても楽しめると思います。是非皆さんお立ちよりください!

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【開催概要】

【展覧会名】HOKUSAIーぜんぶ、北斎のしわざでした。展
【会期】2025年9月13日(土)~11月30日(日) 会期中無休
【開館時間】10:00~18:00
※毎週金・土曜および祝前日は20:00まで開館
※最終入場は閉館の30分前まで
※会期中、一部作品の展示替えを行います。
【観覧料(税込)】≪当日券≫一般・大学・専門学生2300円、高校生・中学生1800円、小学生1200円
※未就学児は無料。その他、観覧料についての注意事項は公式サイトをご確認ください。
【公式サイト】https://hokusai2025.jp

取材・撮影/kodomoe編集部

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