しかけえほんアイデアコンテスト いよいよ最終結果発表!
ノラネコぐんだん新グッズ発売のおしらせ
白泉社創立50周年企画として、楽しいアイデアを広く募集した「しかけえほんアイデアコンテスト」(募集終了)。応募総数1266通と、編集部の予想をはるかに上回る作品が集まりました! 応募してくださったみなさん、ありがとうございました! 審査の最終結果を発表します!
グランプリ(1名) 賞金50万円&出版確約
内容は出版のお知らせとともに公開していきますので、お楽しみに!
準グランプリ(2名) 賞金10万円
しかけえほん部門
●「生け花」いちの
講評:ポケットに収納されたお花を、いろいろな形の花瓶に生ける絵本。花瓶の繊細なデザインや、花びらがひとつひとつ動かせるなど、隅々にこだわりが。遊んだ後に絵本を立てて飾れるのもいいですね!
アイデアスケッチ部門
●「むすんでむすんで」とと講評:子どもに教えるのが意外と難しい、蝶々結びやくつひもの結び方などを、絵本を読み進めながら身につけることができます。実生活に役立つだけでなく、だんだん世界が広がっていくストーリーも素敵です!
優秀賞(10名) 賞金1万円
しかけえほん部門(4名)
●「おり」ヒサヨ
講評:黄色とピンクの細長い布を使って、「織る」ことのしくみやバリエーションを教えてくれる絵本。最後は、実際に布を使って自由に織る楽しさを体験できます。シンプルながらワクワクするアイデア!
●「とびだすドライブマップえほん」新藤君平
講評:家から公園までの道のりを、車を走らせながら遊べます。絵本を広げて一枚のMAPにすることもできます。緻密に設計されたしかけが圧巻! 乗り物好きのキッズだけでなく大人の心もくすぐりそうです。
●「寝ながら読む絵本」下山めぐみ
講評:絵本を下に向けて、寝ながら読むというスタイルが斬新! 青&白の配色や布&ひもの素材感など、雑貨のようなかわいらしさのあるデザインも◎ これを読んで眠るといい夢が見られそうです。
●「ぼくのママ」神谷美花
講評:笑顔、怒り顔、泣き顔……ママのいろいろな表情を変えることで、たくさんのストーリーが生まれます。一見マッチしていない表情でも、「ママはこんな気持ちなのかな?」と想像が膨らみますね!
アイデアスケッチ部門(6名)
●「イモ虫の冒けん サンドウィッチ型仕掛け絵本」ひーき
講評:サンドイッチ型の絵本の中に、さまざまなタイプのしかけが盛りだくさんで、ポップアップの醍醐味が詰まっていました。具材やパンなどがすべておいしそうなのも、めくりたくなるポイント!
●「こっつんこ」cen
講評:両手で絵本をつかみ、異素材が貼られたキャラクターたちのおでこに、自分のおでこを「こっつんこ」する動作が楽しい! 体温計を嫌がるお子さんも、最後には熱がはかれるという優れもの。
●「さわって あなたは だんだん 食べたくなる」さかいひろか
講評:サラサラのお米、もちもちのごはん。ふわふわの食パン、ガサガサのトースト。いろいろな素材を使って、食べ物の手触りを再現。出版の難易度は高そうですが、もし実現できたらとても面白そう!
●「どんなふうに しようかな」Shiina
講評:穴のあいたページの後ろの円盤を回すことで、服の模様やごはんのおかずなどを自由に変えて、お話を作ることができます。パーツの紛失を防ぎたい親心にまで配慮されているのが素晴らしい!
●「びりびりえほんシリーズ みつけられるかな?」本戸音子
講評:紙を破くと草花や生き物たちが現れる絵本。びりびりと紙を破るのって気持ちいいですよね。その上意外なものと出会うドキドキが味わえます。いろんな方向にいろんな破り方ができるのも楽しい!
●「もぐら どこだい?」わさび
講評:お子さんとの外出で重宝しそうな、もぐらたたきで遊べる絵本。ページをめくるとさまざまなシチュエーションが楽しめます。キャラクターがかわいく、商品化が想像できるアイデアスケッチでした!
(各賞内の作品タイトルあいうえお順/敬称略)
入賞されたみなさん、おめでとうございます!
※2025年1月上旬にメールもしくはお電話にて、賞金のお支払いなどについてご連絡させていただきます。