感性を刺激する「音楽・アートに触れる絵本」&「いろんな『好き』が見つかる絵本」【最新号からちょっと見せ】
「絵本って楽しい!」という経験は、ママパパの読み聞かせから始まります。絵本を通して文字や数字に触れ、好奇心の扉をたくさん開いて「好き!」な世界を広げていくのです。kodomoe10月号では、自分の「好きを」知っている!「生きる力を育む31冊」テーマ別にご紹介。kodomoe webでは「音楽・アートに触れる絵本」と「いろんな『好き』が見つかる絵本」の中から4冊の絵本をご紹介します。
音楽・アートに触れる絵本
楽器を奏でたり、絵を描いたり。芸術の世界を疑似体験しながら、感性を刺激します!
ふーってして
1歳~ 「ふーっ」で生まれる偶然のアート
『ふーってして』
松田奈那子/作
KADOKAWA 1320円
黄色の色水を、白い紙にぽとり。息をふーってしたら、あっ、太陽になった! 形の変化を楽しむ色水遊び、おうちでもできる解説付き。
こんにちは! わたしのえ
3歳~ 体全部を使って生まれる絵
『こんにちは! わたしのえ』
はたこうしろう/作
ほるぷ出版 1540円
大きな紙に、思い切って筆をぐっちょん! ずいずい、ぐるぐる、次は私の手と足が筆になる。絵を描くって、こんなに気持ちいい。
いろんな「好き」が見つかる絵本
「なんだか面白そう」から、「もっと知りたい!」へ。新たな「好き」と出合えます。
せかいは ふしぎで できている!
5歳~ 小さな科学者は毎日大忙し
『せかいは ふしぎで できている!』
アンドレア・ベイティー/作
デイヴィッド・ロバーツ/絵
かとうりつこ/訳 絵本塾出版 1540円
エイダは口を開けば「どうして?」「なに?」「どうやって?」。不思議に思うことの謎を解きたくて、自己流の実験を繰り返します。
大坂城 絵で見る日本の城づくり
7歳~ お城好きは興奮、440年前の築城現場
『大坂城 絵で見る日本の城づくり』
青山邦彦/作 北川央/監修
講談社 1650円
殿様の密命で、大坂城の秘密を探る3人の子ども忍者。石垣積み、天守や本丸御殿の骨組みづくり、城の完成までを間近で見届けます。
編集協力/原陽子(kodomoe2023年10月号掲載)