「多様性」を絵本で知ろう!障がいや国籍をやさしく教えてくれる絵本【最新号からちょっと見せ】
個性、発達、国籍やジェンダーなど、違いがあっても、それぞれが素敵な存在。kodomoe4月号では、今を生きる私たちにとって大切な「多様性」に触れることができる絵本を掲載しています。kodomoe webでは、その中から一部をご紹介します。
※対象年齢は目安です。絵本はどの年齢で出会ってもよいものです
こんな「違い」もあるんだよ
障がい、異文化、宗教、大人でも説明するのが難しいキーワード。それをやさしく教えてくれる絵本が、たくさんあります。
5歳~
ダウン症に理解と親しみを
『あいちゃんのひみつ』
竹山美奈子/取材・文 えがしらみちこ/絵 玉井邦夫/監修 岩崎書店 1760円
ダウン症のあいちゃんのママが、転校先の小学校のお友達に知ってもらいたいと、ダウン症についてわかりやすく書いた手紙を絵本化。
6歳~
青いヒジャブは私たちの誇り
『ねえさんの青いヒジャブ』
イブティハージ・ムハンマド&S・K・アリ/文
ハテム・アリ/絵 野坂悦子/訳 BL出版 1760円
イスラム教の女性が着ける布、ヒジャブ。ねえさんの初めてのヒジャブは美しい青。なのに学校では意地悪な声が聞こえて……。
編集協力/原陽子(JPIC読書アドバイザー)(kodomoe2021年4月号掲載)