響く音色、音楽の絵本5選【季節の絵本ノート】
親子で絵本を開く時間に、季節の彩りをプラスしてみませんか。
今の時期、絵本選びにちょうどぴったりの、おすすめ作品を集めました。今回のテーマは「音楽の絵本」です。
3歳~
『ピアノはっぴょうかい』
みやこしあきこ/作
ブロンズ新社
本体1300円+税
今日はももちゃんの初めてのピアノ発表会。ドキドキ出番を待っていると、こねずみに声をかけられ、ねずみたちの発表会に招かれます。
4歳~
『5ひきのすてきなねずみ おんがくかいのよる』
たしろちさと/作
ほるぷ出版
本体1400円+税
満月の晩、かえるの音楽会に感動したねずみたち。自分たちで工夫して楽器を作り、次の満月の晩、ねずみの音楽会を開きます。
4歳~
『ふしぎなバイオリン』
クェンティン・ブレイク/文・絵
たにかわしゅんたろう/訳
岩波書店 本体880円+税
パトリックが古物屋で買ったバイオリンを弾くと、魚は空を飛び、木にはお菓子が実り、牛は星模様に、みんなカラフルでハッピーに!
6歳~
『1000の風1000のチェロ』
いせひでこ/作
偕成社
本体1300円+税
もう会えない、大切な命への思いをのせて、1000のチェロの音色がひとつになる。阪神淡路大震災復興支援コンサートを描いた物語。
6歳~
『むしのおんがくがっこう』
青山邦彦/作・絵
あかね書房
本体1400円+税
憧れの音楽学校に入れるのは鳴く虫だけと断られ、テントウムシはがっかり。それでも自分が奏でられる素敵な楽器に出会います。
編集協力/原陽子(JPIC読書アドバイザー)
(kodomoe2017年10月号掲載)