汚れをためない仕組みを作る「風呂」掃除術【最新号からちょっと見せ】
育児などに忙しい毎日で、家の汚れはたまるばかり……。その状況は、あなたが悪いのではありません。仕組みが悪いのです。kodomoe2月号では、時短家事アドバイザーの満月さんに、がんばらずにきれいをキープできる掃除のコツを伺いました。今回はその中から、「汚れをためない仕組みを作る 風呂編」をご紹介します。
汚れをためない
仕組みを作る
風呂
ぬめりや水アカ、皮脂、カビなど汚れの原因になるものが多く、ためると掃除がかなり厄介に。毎日の水けの拭き上げだけでほぼ解決します。
1.浴槽にスプレーをかける
お湯を抜いたら、汚れがはがれやすいうちに浴槽内の掃除を。こすらずに汚れを落とせる風呂用洗剤を吹きつけて。洗剤をかけて30秒待つ間は、体を拭き、スキンケアを。
2.シャワーで排水口を流す
浴槽内にシャワーで湯をかけて洗剤を洗い流した後、続けて、排水口にも。このひと手間で、湯の力で溶けた汚れが水圧で押し流されて、排水口に汚れがたまりにくくなります。
3.スクイージーで水けを切る
風呂内の水けをできる限り、スクイージーで切ります。切る方向は上から下、最後に排水口へ。壁や浴槽、床など全体的に行うとベストですが、水アカがつくと面倒な鏡だけでも効果が。
4.タオルで水滴を拭く
速乾吸水タイプのタオルで、水けが残る部分をさっとぬぐいます。カビが生えやすいコーキング部分、水けが残りがちな鏡のふち、蛇口などの金属部分、ドア下のパッキンはしっかり。
5.排水口のゴミを取る
髪の毛など、排水口のゴミ受けにたまったゴミは、放置するとぬめりやカビの原因に。毎回、ティッシュなどを使ってさっと取ってしまいましょう。
教えてくれたのは
満月さん
まんげつ/クリンネスト1級。小2、幼稚園年長の男の子の母でもある。Instagramで発信する、掃除や家事をラクにする仕組みづくりや方法が人気。著書に『自分を休ませる家事』(KADOKAWA)。
Instagram:@mangetsu_kun
イラスト/oyasmur 編集協力/秋山香織(kodomoe2023年2月号掲載)