川や海での水遊び。知的好奇心を育むチャンス!【夏は毎日水遊び!・5】
子どもの水遊びは、発見や学びがいっぱいです! 夏だからこそ楽しめる川や海での水遊びは、たくさんの発見や観察ができるチャンス。楽しみながら学びが得られる、水辺での水遊びアイディアをご紹介します。
※水の深さが5cmでも溺れる危険があります。必ず大人の目の届くところで遊ばせましょう。
また、水に浸かる場合は冷たい水を避けるなど、温度管理に注意しましょう。
おでかけ編
海や川では、パパとママは子どもの安全を見守りながら大いに子ども心を全開に。子どもの年齢に応じて、砂浜や河原で遊ぶのもオススメ。
大人も夢中になる
大きなサンドアート
砂場セットを持って行って、砂浜ならではの大きなサンドアートに挑戦。イルカやカメ、クジラといった海の生きものの他に、自分たちの帽子やサングラスなどを利用して、等身大の人型を作るのもおもしろい!
POINT
「何を作る? どんなものが必要かな?」と、準備から子どもと一緒にワクワクを共有!
いつもの砂場遊びを
ダイナミックに楽しもう
大きな山にトンネルを掘って海水をためたり、すべり台やらせんコースターを作って、てっぺんから泥だんごを転がしたり。ダイナミックな砂場遊びは大人も子どもも力を合わせて真剣勝負!
POINT
どう遊ぶかは子どもが考えてくれるので、パパとママは子どもと一緒に楽しく遊ぶだけ!
いくつ積めるかな?
河原で石積み競争
バランスを考えながら積み木のように石を積んでみよう。「早く3つ積み上げた方が勝ち〜」などと言ってゲームにしても。ただし、大きい石は危ないので、安全に遊べる大きさや形のモノで。
POINT
「どうして丸い形なんだろう?」など、川の石に注目して話し合っても楽しい。
こういう、普段は気にも留めない発見から、理科に対する好奇心が生まれることも。
虫かごの箱メガネで
水の中を観察しよう
小魚やサワガニなど、水辺の生物を見つけるのも川遊びの醍醐味。水の中がよく見える箱メガネがあると便利ですが、持っていない場合はプラスチックの虫かごでも代用可。
POINT
排水口用のネットを網がわりにしてもOK。生きものを捕まえて観察したり、石集めにも重宝します。
石を並べて囲って
自然の冷蔵庫づくり
「川の中にスイカやペットボトルのジュースを冷やしておける冷蔵庫を作ろう」と提案。「どうやったらできるかな?」と構造や材料の工夫を促してみよう。知恵と工夫の共同作業は、完成したときの喜びも大きくなる!
POINT
水の流れは想定以上の力があるもの。石を二段構えにしたり、中のモノが流されないようにヒモでつないでおくことも必要かも。いろんな工夫を話し合ってみましょう。
早未恵理さん
はやみえり/遊びクリエーター、造形作家。幼稚園に勤務後、出産・育児を経て子どものための造形作家に。手芸や工作・遊びの創作アイディアの提案のほか、ワークショップや保育者向けの講演も行う
撮影/岡森大輔 スタイリング/山田祐子 ヘアメイク/山田ナオミ イラスト/ヤマグチカヨ(kodomoe2018年8月号掲載)※この記事は、2019年7月にウェブ掲載されたものを再編集しています
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です。