モノを厳選。家事の手間がグッと減る!【家事をラクにするルール・2】
時間と気持ちに余裕を持って毎日を楽しんでいるママの「家事をラクにするルール」を教えてもらいました。ご紹介するママはライフオーガナイザーの中山あいこさん。時間を作り出すために“やめた”、家事をラクにするとっておきのアイディアは要チェックです!
モノを厳選してシンプルに暮らすと
家事にかかる手間がグッと減る!
家事や仕事、思春期の息子さんと2歳の娘さんという歳の離れたきょうだいそれぞれの世話に毎日大忙しの中山さん。
「掃除や食器洗いなど、嫌いなことがいろいろあるので(笑)、できるだけシンプルに暮らすことを心がけています。手間をかけすぎないで自分にとって必要なことだけをやっていく。『もっと子どもと遊んであげたい』『自分のために勉強したい』など、やりたいことはたくさんありますが、1日は24時間しかありません。やるべき家事をできるだけ少なくして、時間を自分で作り出すようにしています。わが家は比較的モノが少ないと思うのですが、モノが多いとそれだけやることが増える。だから、わが家のラク家事ルールはまずモノを厳選することがベース。身の回りのものや家事の道具は使い勝手がよく、機能的であることが選ぶときのポイント。そうすると家の中が散らかりにくく、モノの出し入れがないので手間も減ります。家の中のどこに何があるのかも把握できるので、探したり片づけたりの時間がかからないで済むという効果も」
ティッシュを使うのをやめた
「わが家にはティッシュがありません。代わりに、小さなガーゼハンカチや手ぬぐいを用意しています。子どもの口のまわりや鼻を拭くのは、これらで十分。ストックを持つ必要もありません」
家計簿をつけるのをやめた
「日々の買い物は基本的にカードで、明細を家計簿がわりに。現金が必要なときは、通帳を記帳したついでに『何の目的で下ろしたのか』のメモを書き込んでおけば、何にいくら使ったのかも一目瞭然。通帳は財布に入れて常に持ち歩いています」
思春期の子どもに勉強を教えるのをやめた
「上の子はもう中学生。思春期の入り口で難しい年ごろなので、私が勉強を見てあげるのをやめました。おかげで息子とケンカが減って平和に。学校や塾の信頼できる先生にお任せしています」
いろいろな種類のタオルを使うのをやめた
「わが家にはフェイスタオルやハンドタオルはなく、やや小さめのバスタオルサイズのもの一択。サイズが揃っていると予備を持たずに済むし、かける場所を考えたり使い分ける面倒もありません」
アイロンがけをやめた
「アイロンがけは苦手で、できればやりたくない。カットソー素材や、風合いを生かして着られるものなど、ふだん着はアイロン不要でOKのものだけを買うようにしています」
ごはんの作り置きをやめた
「前は作り置きをして1週間分の献立を先に決めていたのですが、今はやめました。朝に多めに作り、余った分を夜か翌日にアレンジ調理するのが基本。好評なのはラタトゥイユ→カレーのアレンジ。娘もおかわりします」
季節でシーツや布団カバーを変えるのをやめた
「シーツや布団カバーのストックは収納場所を取るし、季節ごとの入れ替えも面倒。夏の
ガーゼケットを冬のシーツに、冬の掛け布団カバーを夏のシーツにして使い回して、場所や手間を節約しています」
掃除機をしまうのをやめた
「ダイソンのコードレスクリーナーは、家の中をきれいに保つための必須道具。しまい込まずに冷蔵庫の横に常に出しておきます。パッと手に取ってサッとかけられるから、掃除に対するハードルが低くなります」
ライフオーガナイザー®
中山あいこさん
なかやまあいこ/「シンプルで心地のよい暮らし」をコンセプトにしたブログが人気。時短料理から物選びの工夫、時間の管理術まで、暮らし回りのさまざまな工夫を発信。
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