小6ママのゆる育児 先輩ママに聞く! ママのお悩み「歯みがき嫌がる問題」
2019年6月20日

小6ママのゆる育児 先輩ママに聞く! ママのお悩み「歯みがき嫌がる問題」

 みなさん、こんにちは。毎日頑張るママの力になれる記事を書いています、ライターの東です。今回からは3回に渡って、小さいお子さんを持つママのお悩みを、私や周りの先輩ママたちがどうやって乗り切ってきたか、お伝えしていこうと思います。1つ目のテーマは「歯みがき嫌がる問題」。思い返せば息子が小さかった頃、「絶対やらなくては」と躍起になって、あんなことまでしなくてもよかったなぁと思うことがたくさんあります。何が必要で、どの部分はゆるく考えてもいいのかも含めて、みなさんの参考になればいいなと思います。

 

東亜衣子プロフィール
東 亜衣子 ひがし あいこ
ライター・精神保健福祉士。小6男児の母。料理好きでフード関連の記事が得意。また、子育てに悩んだ経験と福祉に長くかかわる経験から、悩める子育て中のママの駆け込み寺となり、多くの相談を受ける。子育てと料理の両面から、悩めるママたちの役に立ちたいと日々奮闘中!

 

保健師さんから言われたことは

私がまだまだ若かった新米ママの頃、1歳児検診で保健師さんから
「歯みがきはどうしていますか?」
と質問をされました。
その頃シャワーを口に直接あてて、口の中に水が入ってくるのをとても喜んでいた息子。「これだ!」と思い、ついでに歯みがきを済ませていた私は
「お風呂場でみがいています」
と答えると
「それは……おすすめできませんね。きちんとみがけていないと思うんです」
と言われました。歯みがきは子どもを寝ころばせて、歯医者さんの体勢で行うのがいいとのこと。その頃の私はまったくのワンオペ育児。夫の帰りも遅く、1人でお風呂に入れるのも精一杯なのに「まだやること増やすんかい!!」 とムッとしてしまったのを覚えています(笑)。それで私がどうしたかと言ったら、そのままお風呂で歯みがきは続け、3日に1回くらい息子の機嫌がいいときや私に余裕があるときにだけ、歯医者スタイルでみがくという何ともいい加減な歯みがきを続けました。

 

泣き叫ぶ子どもを抑え込んで

 従兄の家に泊まりに行ったときに衝撃的な光景を見ました。歯みがきタイムになると、嫌がる子どもを従兄夫婦が抑え込み、ママは股の間に子どもをギューッと挟んで、歯みがきするのです。泣く子に「虫歯になったら、もっと痛い思いするんだよ!」と言いながら、ママも汗だくになって歯みがきしています。「あぁ、みんなこんな風に苦労して歯みがきするんだ。これが正しい方法なんだな。間違っているかもしれないけど、うちはお風呂スタイルでいいわ」と思ってしまいました(笑)。

 

歯みがきアプリ

 小さいお子さんのいるママ友に子どもの歯みがきについて尋ねたところ、衝撃的な答えが!! 「これを知ったらもう怖いものは何もないよ」と得意げに教えてくれたのは、
歯みがきアプリ「はみがき勇者
でした。なんて今どき! この時代にピッタリの歯みがき問題解決法です。歯ブラシを持って、カメラに向かえば兜をかぶった勇者に変身。色んな角度でみがけばみがくほど、敵をやっつけていきます。この敵は歯を食べていく虫歯菌。「虫歯菌をやっつけるんだよ!」とママも応援しながら歯みがきタイムを楽しむんだそうです。これはおすすめ。歯みがきに苦労しているママはぜひ試してみてください。

 

 真面目なママたちは、これがいい、これが正しいという情報に混乱し、悩んでいる方が多いです。私がいつも言うのは、「無理しなくていいよ、無理なときは無理でいいよ。楽しめなくなったらさぼっちゃえ!」です。私はお風呂でシャワーを口の中に入れて、息子が喜ぶ姿をとても楽しんでいました。でも、余裕がある時は正しい方法もやってみる。でも、できないときはお風呂場でみがく。それでいいじゃないですか。3日に1回でも言うことを聞いた効果なのか、中学生になった今でも息子の虫歯はゼロ。あの時の保健師さんごめんなさい!(笑) 今日も無理せず楽しい1日を。

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