載せやすい、こぎやすい、倒れにくい電動アシスト自転車!アンジャッシュ渡部さんもご推薦
育児用品メーカーのコンビとパナソニック サイクルテックが、コラボレーションした「ママとパパにやさしい電動アシスト自転車」が、昨年末に発売されました。なんと発売1カ月で1万台と、通常の2倍の速さで売れているとのこと。どのあたりがスゴイのか、発表会にお邪魔しました。
お目当てのコラボ自転車は、パナソニックの「ギュット・クルーム」。この日は、アンバサダーに新米パパのアンジャッシュ渡部健さんが就任。「電動アシスト自転車ってこんなに進化してるんだ!って思いました。こぎ出しもスムーズだし、ママチャリって感じじゃなくて、夫婦で乗れますよね」と驚いていました。
早速どこが進化したのかを、チェック。
■イヤイヤ期のお子さんもパッとイスに載せられる
前乗せシートが、まるでベビーカーのように斜めになっていて、子どもをガードするグリップも全開にできます。だから子どもを上まで持ち上げなくても、イスに「置く」感覚で載せられます。肩ベルトは最初から立体的に持ち上がっていて、底面下のボタンを押してベルトを引くだけで体にフィット。これはありがたい機能!
■ママもパパも乗りやすく、こぎやすい
「ギュット・クルーム」は、またぐ部分のフレームが低く、スカートでもパッとまたぎやすいです。また足を動かす空間が広くとってあるので、足の長いパパでもこぎやすくなっています。ギュットは、前後に子どもを載せることができる(後部座席はオプション)のですが、その分安定性も必要なので、こぎやすさは重要。色も落ち着いたマット色です。
■日差しの強い日、雨の日のためのアクセサリーが充実
日よけ&レインカバーや、フットカバーといった純正アクセサリーも発売されました。自転車の左右にワンタッチでつけられる日よけと、ファスナーで取り付けることができるレインカバーがセット。市販品は塩ビのものが多い中、なめても安全な素材を使っていることがコンビのこだわりです。
他にも、軽く踏むだけで立てられるスタンドや、鍵を挿さなくてもボタンで開錠する電子キー(ギュット・クルーム・EXのみ)など、かゆいところに手が届く仕様です。特に、ギュットは自転車の重心が下にあるので、倒れにくいのが助かりますね。頭部分には衝撃を吸収してくれるエッグショックを採用しているそうです。
はじめて電動アシスト自転車を買うときは、子どもを載せて坂道がスムーズに走れれば…と思ったものですが、実際に生活に使ってみると、安全性や走行性など心配なことが出てきます。これから電動の自転車を選ぶなら、この「ギュット・クルーム」は、選択肢のひとつに入れてもいいのではないでしょうか。
取材・文=日下淳子(編集ライター/元保育士)