JA共済 交通安全シリーズ特別企画 kodomoeママのヒヤリ・ハット体験談 ～駐車場編～
kodomoe10月号に続き、2月号では子どもと一緒に交通安全を考えるお話『おしえて！ カミナリじいちゃん』を掲載しています。第2回目のテーマは「ちゅうしゃじょうでは、はしらない、とびださない！」。読者のみなさんに、駐車場でヒヤリとした経験について聞きました。
イラスト／さこももみ
第１回目もチェック！
店舗の駐車場や高速道路のサービスエリア、パーキングエリアで、
子どもの行動にヒヤッとさせられた経験はありますか？
駐車場では、約70％ものママがヒヤッとさせられた経験があるようです。その中でも最も多かったのが「子どもが突然走り出す」。続いて「ひとりで車から降りてしまう・目を離した隙にいなくなる」「自分でドアを開けて隣の車にぶつけそうになった」という結果でした。
そのとき、手を繋いでいましたか？
振り払われたという回答も含めると、約半数の人が手を繋いでいなかったことがわかります。とはいえ、手を繋ぐ前に子どもが走って行ってしまったり、下の子や荷物を持っていて手を繋げなかったという回答も多数ありました。
kodomoeママの体験談
⚫️突然走り出す
最も多かったのが「子どもが突然走り出す」という声。手を繋ごうとしても繋いでくれない、繋いでいても振り払って行ってしまうと、悩んでいるママも多いようです。
下の子が、先に行くお姉ちゃんを追いかけ、車から降りて周りも見ずに走り出してしまったことがあります。そのとき、バックしていた駐車中の車の後ろをすり抜けて行ったので、本当にびっくりしました。（ハルさん／10歳＆6歳女の子ママ）
娘が3歳くらいのとき、高速道路のサービスエリアで、車と車の間から飛び出し車にひかれそうになったことがあります。何台もの車が止まっている駐車場では、子どもの姿が運転している人から見えづらく危険ということを改めて実感。（はやぶささん／7歳＆4歳女の子ママ）
幼稚園の駐車場で、つないでいた手を振り切り走って行ってしまったとき。私は下の子を抱っこしていたので、追いかけようにもダッシュができず、焦りました。（きんぎょさん／5歳＆1歳男の子ママ）
駐車場でかっこいい車を見つけた息子が、その車に向かって突然、猛ダッシュ！ 手を繋いでいましたが、息子の勢いがすごくて離してしまいました。「車は急に動くかもしれない、親と手を繋ぐ、急に止まったり走ったりしない」と、何度も話しています。（小熊香澄さん／5歳男の子、0歳女の子ママ）
⚫️ひとりで車から降りてしまう、目を離した隙にいなくなる
駐車場内の子どものひとり歩きも危険です。「ママのそばを離れないで」と、事前に言って聞かせても、子どもはテンションが上がると忘れてしまうことも……。
下の子をチャイルドシートから降ろしている間に、上のふたりが勝手に降りて駐車場内を走り、何台もの車に急ブレーキをかけさせたことが……。「いいというまで車から降りないで」と毎回話しているのですが、車のドアが開いた瞬間に忘れてしまうようです。（ひつじさん／８歳＆５歳＆２歳男の子ママ）
2歳のとき、荷物を取ろうとして少し目を離した隙に、子どもがいなくなって真っ青になりました。それ以来、必ず荷物を取ってから子どもを降ろすようにしています。（すばかなママさん／5歳＆0歳男の子ママ）
私がトランクに荷物を入れているほんの数秒の間に、子どもが車と車の間から飛び出し、駐車場に入ってきた車とぶつかりそうに。息子は「どんぐりが落ちていたので、取りに行きたかった」と言っていました。（どんぐりさん／3歳男の子ママ）
⚫️自分でドアを開ける、シートベルトをはずす
子どもが自分で車のドアを開け、「隣に止まっている車にぶつけそうになった」という声のほかにも、様々なヒヤリ・ハットが。ドアの開け閉めには危険がいっぱいあるようです。
3歳くらいのとき、子どもが自分でチャイルドシートのベルトを外していたことに気付かず、運転席のボタンでドアを開けたら、子どもが外に転がり落ちてびっくり！ ケガはなかったけれど、そこに車が来ていたらと思うとゾッとします。（あきさん／13歳女の子、9歳＆1歳男の子ママ）
5歳の頃、子どもが後部座席のドアを勢いよく開けて、車の後方から来ていた人とぶつかりそうになったことがありました。「勝手にドアを開けない、車の外に出るときは必ず手をつなぐ」と伝えています。（おつまみさん／6歳＆3歳女の子ママ）
車のドアを自分で閉めたときに、ドアに指を挟んでしまい腫れてしまったことがあります。（ねずみ女房さん／15歳男の子ママ）
ＪＡ共済は、「おしえて！ カミナリじいちゃん」等を通じて、子どもたちを交通事故から守る活動に取り組んでいます。
social.ja-kyosai.or.jp
kodomoe2月号 のP.72~75のJA共済 交通安全シリーズ『おしえて！ カミナリじいちゃん』も、ぜひ読んでみてください！
