小6ママのゆる育児 みんなのクリスマスプレゼント事情
2018年11月26日

小6ママのゆる育児 みんなのクリスマスプレゼント事情

 みなさん、こんにちは。ハロウィンが終わったと思ったら、あっという間に街はクリスマスのイルミネーションであふれていますね。職場の後輩は、ハロウィンの当日に娘のコスプレ衣装を買いに行ったら、サンタさんしかなかったと落ち込んでいました。世の中は常に前を向いています。今日のテーマは「みんなのクリスマスプレゼント事情」。これはかなり家庭によっても差が出る内容ですね。さっそくママ友たちに聞いてみました。

東亜衣子プロフィール
東 亜衣子 ひがし あいこ
ライター・精神保健福祉士。小6男児の母。料理好きでフード関連の記事が得意。また、子育てに悩んだ経験と福祉に長くかかわる経験から、悩める子育て中のママの駆け込み寺となり、多くの相談を受ける。子育てと料理の両面から、悩めるママたちの役に立ちたいと日々奮闘中!

プレゼント事情

 いろいろ聞いてみましたが、家によって本当に様々です。子どもはシックスポケットを持つと言われるこの時代、聞いてみるとシックスどころではありません。パパのおじいちゃんおばあちゃんから、ママのおじいちゃんおばあちゃんから、パパの兄弟、ママの兄弟、そしてサンタさん、ものすごくたくさんのプレゼントをもらっているという子もいました。何が欲しいと聞かれると、「もう何も欲しいものがない!」と子どもが言ったりするのだとか。それでママの方が困っちゃうと話してくれました。
 そして、うちはプレゼントはなしという家も。お金に困っているわけではありません。クリスマスをイベントにはしていないのです。その代わり、お正月にはお年玉で子どもの欲しいものをひとつ買うそうです。おじいちゃんおばあちゃんも家庭の方針を分かってくれてプレゼントは現金で送ってくれるそうです。子どもはずっとクリスマスにプレゼントをもらったことがないから、それが当たり前だと思っているので欲しがることもないと言っていました。そうか、もらったりもらわなかったりとなれば、もらえなかったら残念だけど、わかっていればそんな気持ちにもならないということなのですね。
 また、プレゼントは本に決めているというママもいます。「欲しいものを毎年手紙に書かれてちょっぴり胸が痛いけれど、おもちゃはすぐに飽きるし、場所も取るし、たくさんはいらない。本は何度も読めるし、心の栄養になる」という信念で毎年本をプレゼントしているそうです。そこのお家にはずらっとならんだ絵本や本がたくさん。お子さんは2年生の女の子ですが、本が大好きで、国語の成績もとても優秀だそうです。

 

サンタさんの実態をいつ知るか?

 実はうちの小6の息子、まだ半信半疑です。学校では、サンタさんがいないという情報を3年生くらいからちらほら聞いてくるようになります。「ほんとはおるやんな? ○○君がおらんって言うねん!」と怒って学校から帰ってきたりします。その頃の私は「うちの家にはおるんよ。来ない家もあるんちゃう?」と適当な返事をしていました。高学年になり「本当はおらんのやろ? お父さんが置いてるんやろ?」などと高度な質問に変化していきます。「どうやろなぁ。お母さんも知らんけど、お父さんが置いてんのかなぁ」と、また適当な返事であいまいに。それでもクリスマス当日、枕元にあるプレゼントをみて「やっぱりサンタさんおったんや!」と喜ぶのです。アホやなぁと思いながら、とうとう6年生になってしまいました。来年は中学生。サンタさんを信じている中学生はさすがにあかんやろうと、今年は夫と本当のことを言おうと話し合っているところです。

 今回聞き取りを行って、想像はしていたもののクリスマスプレゼントの考え方は各家庭で本当に様々だということが改めて分かりました。どの考え方も正解や不正解はないということも。息子は1年生のクリスマスにおばあちゃんが縫ってくれたポケモンの手提げかばんを今でも大切に使っています。そのときにサンタさんからもらったゲームソフトはもう見向きもしません。今年、息子には物を大切にすることと一緒に、サンタさんの正体を明かそうと思っています。

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