小6ママのゆる育児 今どきの小学校ココが違う!パートⅡ
みなさんこんにちは。ここ最近は、保育園ママや幼稚園ママがちょっぴり不安に思っている、小学校事情について色々お伝えさせていただいています。前回に引き続き、テーマは「今どきの小学校はココが違う!」です。今日は私たちが小学生の頃は当たり前にあった連絡網がなくなった小学校事情について、ママの連絡先を知らないお友達と遊ぶときどうしているのか、子ども同士のトラブルがあったときどうしているのかをお伝えしていこうと思います。
東 亜衣子 ひがし あいこ
ライター・精神保健福祉士。小6男児の母。料理好きでフード関連の記事が得意。また、子育てに悩んだ経験と福祉に長くかかわる経験から、悩める子育て中のママの駆け込み寺となり、多くの相談を受ける。子育てと料理の両面から、悩めるママたちの役に立ちたいと日々奮闘中!
連絡網が廃止になった理由
私が小学生の頃は台風で学校が休校になった時など、連絡網に沿って家の電話にクラスのお友達のママから電話がかかってくるのが当たり前でした。好きな子の名前がうちの前にあったりなんかすると、テンションが上がって、冷蔵庫に貼っている連絡網を見るたびにウキウキしたものです。
大手企業で個人情報の載った名簿が流出しニュースになった頃、学校でも各家庭の電話番号を配布することを問題視されるようになりました。2010年前後から廃止する学校が増え、今ではほとんどの学校で廃止されているようです。先生の連絡の手間がかかることよりも、万が一連絡網を無くしてしまい、部外者に渡ってしまったときのリスクが大きいのです。
息子の小学校でも入学したときにすでに連絡網はありませんでした。学校からの連絡は学校が発信する一斉メールを使っています。
お友達のママと連絡をとりたい
1年生も5月くらいになると、何となく仲のいい友達がわかってくるようになります。放課後遊びたいと言われても、学童に通っていた息子にはなかなかその機会を与えてやれませんでした。私の仕事が休みのときに遊ばせてあげたいけど、1年生の約束と言ったら、何とも頼りないもの(笑)。ママの連絡先が分かればなぁと思っていたところ、驚くことがありました。
「お母さーん、そうたくんのママからお手紙もらったで~」と息子がお手紙を持って帰ってきたのです。お手紙には「そうたの母です。息子が遊びたいと言っているので、よかったら連絡先教えてください」とママの連絡先が書いてありました。
それからこの方法で色んなママと連絡をとるようになりました。私からお手紙を書くこともあれば、頂くこともありました。今では、息子と仲がいい友達のママの連絡先はだいたい知っています。
ケンカなどのトラブルになったとき
息子は男の子のわりにはケンカなどトラブルはあまりない方でしたが、何度かお家に伺って謝らないと、と思うことがありました。そんなときもお友達の連絡先が分からないと困ってしまいます。私の場合は学校に電話して聞いていました。「こんなことがあって、○○君のおうちに連絡したいのですが」と話すと、たいていの場合は、先生がお友達の家に連絡を取ってくれ、連絡先を教えてもいいかを聞いてくれます。教えてくれることもあれば、「わざわざ電話をもらわなくても、また会ったときに」と伝言してくれるママもいました。
こうして振り返ってみると、連絡網がなくなっても案外困らないものですね。最初だけ連絡先を聞く勇気が必要かもしれません。ママたちも無理をせず、自分のペースで友好関係を広げていけるといいですね。