小6ママのゆる育児 小学生の習い事③「サイエンス教室」
2018年11月3日

小6ママのゆる育児 小学生の習い事③「サイエンス教室」

 みなさん、こんにちは。最近は何だか真面目な記事が多くなっています、東です。日々の生活は相変わらずゆるいのですが、今回は小学生の習い事シリーズ第3回目ということで、ちょっぴり真面目にみなさんにお伝えしています。そう! ゆるくても子どものことにはいつも真剣! それが東の売りです! 今回は、私が近くにあったら絶対に行かせたかったと思っている「サイエンス教室」について、色々調べてみました。

東亜衣子プロフィール
東 亜衣子 ひがし あいこ
ライター・精神保健福祉士。小6男児の母。料理好きでフード関連の記事が得意。また、子育てに悩んだ経験と福祉に長くかかわる経験から、悩める子育て中のママの駆け込み寺となり、多くの相談を受ける。子育てと料理の両面から、悩めるママたちの役に立ちたいと日々奮闘中!

ベネッセサイエンス教室

 ベネッセの運営するサイエンス教室は東京と横浜で展開しています。対象は年長から小6まで。コースは「幼児コース」と「小学1~6年生コース」ですがクラスは細かく分かれています。幼児コースは月2回/60分、1~6年生までは月1回/120分です。月謝は教材費込みで9800円。入会金が10500円。その他に白衣の購入など初期費用として3000円ほど必要です。少しリーズナブルなような気になってしまいますが、月1回の費用なので、1回分と考えるとやはり高価な習い事と言えますね。
 ここで大切にしているのは「自分で考える力」と「失敗を恐れずに取り組む姿」だそうです。1人1人が考えることが違って当たり前と考えられているので、当然実験器具も1人1台。自分でやってみないとわからない! わかったときの喜びは感じられない! ということなのです。もちろん失敗するのは当たり前。それよりも失敗の原因を考えよう。そしてそこから成功のカギを見つけよう。と、その日の実験結果をノートに残していく振り返りの作業も大切にしています。

どんな授業をしているの?

 ベネッセサイエンス教室の授業はとにかく実験が中心。講師と一緒に、実験がどのような結果になるか仮説を立てます。仮説→実験→検証を繰り返しながら、実験内容に対する理解を深めていきます。もちろん飽きないように毎回実験内容は変わります。1グループ4人に1人の講師がつくので、「なぜ? どうして?」という子どもたちの質問にも子どもたちが自分の力で答えを導き出せるように、上手に誘導してくれます。
 例えば、私たちも覚えがあるアルコールランプでの炎の実験。これも実験の方法をひとつに絞らず、発育段階に合わせて、低学年ならマッチを使って実験。高学年になると必要熱量を考えて、アルコールランプを使うのかガストーチを使うのか考えるのだそうです。

考える力は生涯必要

 この自ら考える力は、すべての学びの礎となりますよね。この力をつけることは大人になったときに絶対に生きてきます。「仕事でミスをした。なぜこのミスが起きたのか。今後同じミスをしないために何をすればよいのか?」と考えられるということなのです。ママたちだって、子育てをするときにものすごく考える力がいりますよね。例えば「この子はなぜコミュニケーションをとるのが下手なんだろう。じゃあ家でこれをやってみよう。あの習い事をさせてみよう」そうやって考えて子育てをしているのです。

 3回に渡って色んな習い事について、色んな人から聞き取り、たくさんの方法で調べてみました。ママたちがやらせて良かったと思っている習い事には、子どもの「自分で」「自らすすんで」やっている姿がありました。子どものその姿はやはり生き生きとしているのですね。そして、この姿が、kodomoe本誌でも特集されている「地頭をよくする」ということにつながるのだと思います。子どもの可能性は無限大。この記事がこれからの未来を生き抜く子どもの、潜在能力をどんどん引き出せる習い事を見つけるヒントになれば、とてもうれしいです。

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