遺伝や時期であきらめない! 屋外でできる運動能力を育てるおすすめ遊び&子どもを運動ぎらいにしないポイントとは?
2024年12月2日

遺伝や時期であきらめない! 屋外でできる運動能力を育てるおすすめ遊び&子どもを運動ぎらいにしないポイントとは?

運動神経は悪いよりいいほうがいいけど、よくする方法がわからない……そんなママパパに朗報! 生活の中で体を使って遊ぶだけで、遺伝や時期など関係なく、子どもの力を伸ばせるんです。今回は、お外での運動能力を育てるおすすめ遊びをご紹介します。

お外あそび

いろんなポーズでSTOP&GO!
「王様だるまさんがころんだ」

オニを1人決め、オニはみんなに好きな動きを指示しながら(「だるまさんが片足上げた!」など)、振り向く。みんなはオニの指示通りのポーズで静止。ほかのルールは通常の「だるまさんがころんだ」と同じ。

お尻や足裏で押し合いっこ!
「すもう遊び」

2人組で、使う体の部位を決めて押したり引いたりして相手のバランスを崩させる。足の位置がズレた方が負け。両手やお尻のほか、足裏で押し合うとよりバランス感覚が養われる。

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クモになって相手を捕まえよう
「クモオニ」

オニを1人決めて、オニは四つん這いになる。それ以外の人はお腹を上に向けた四つん這いでオニから逃げる。オニにタッチされたら交代。逃げる人が少し休める安全地帯を作っても◎

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どこまで高く跳べるかな?
「ゴム跳び」

幅2~3cmのゴムを2~3m程用意する。両端を持ち(どこかに結びつけてもOK)、地面、足首、ひざと順に高さを上げていき、それを跳び越える。ゴムに触れてもOK/NGなどは、その子の年齢や体格でアレンジして。

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子どもを運動ぎらいに
しないためのポイント

押しつけをせず
子どもの気持ちを優先

親が「こっちじゃなくてこれをやりなさい」ではなく、子どもの「好き」を優先させてあげましょう。自分からやりたがることが大事です。

褒められれば
好きになる!

楽しさがあれば体を動かすことが自然と好きに。ジャッジやダメ出しではなく、できた部分を褒めることで、「好き」を伸ばして。

教えてくれてくれた人
鈴木宏哉さん

すずきこうや/順天堂大学スポーツ健康科学部准教授。専門は子どもの発育・発逹、体力・運動能力など。スポーツを発育・発達に活用する方法などを研究。3人の子どものパパ。

イラスト/meppelstatt(kodomoe2021年10月号掲載)

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