2023年10月6日

運動会に役立つ! 速く走るための3つの基本の「き」【かけっこが速くなる魔法のレッスン・2】

かけっこで速く走れたら、きっと子どもは自信がつきます。陸上指導のスペシャリストで「マンガ 足が速くなる! ポンピュン走法」(マキノ出版)の著者、川本和久先生に、親子で楽しみながらできる俊足レッスンを伝授してもらいました。早く走るための、基本の「き」をご紹介します。

ポン・ピュン走法の前に…
走るときの基本の「き」

小さな子の場合、脚の動かし方の前に大事なことがあります。速く走るための、基本ポイントを確認しましょう。

1. まっすぐ前を見て走ろう

運動会に役立つ! 速く走るための3つの基本の「き」【かけっこが速くなる魔法のレッスン・2】の画像1脚が遅い子は、意外と前を見て走っていない場合が多いもの。よそ見したり下を向いたり、これでは最短距離を走れません。当たり前のようですが、まず前を見て走ることを意識させて。

2. 腕をしっかり振って走ろう

運動会に役立つ! 速く走るための3つの基本の「き」【かけっこが速くなる魔法のレッスン・2】の画像2腕の振りは推進力を高めるのに重要。腕を体の横で左右に振ったり、下げたままでは推進力にならないので、腕を前後に大きく振ることを教えてあげて。それだけでもスピードが変わってきます。

3. 走りやすいフォームでOK!

運動会に役立つ! 速く走るための3つの基本の「き」【かけっこが速くなる魔法のレッスン・2】の画像3速く走れる理想的なフォームは確かにありますが、これは小学生以降でも十分。幼児はより自然な動きのほうが力を発揮しやすいので、子どもが走りやすいフォームでOKです。

運動会に役立つ! 速く走るための3つの基本の「き」【かけっこが速くなる魔法のレッスン・2】の画像4教えてくれたのは
川本和久先生
かわもとかずひさ/福島大学陸上競技部、福島大学トラッククラブ、東邦銀行陸上競技部監督。どうしたら早く走れるかを日夜研究中。著書に「マンガ 足が速くなる! ポンピュン走法」(マキノ出版)。

イラスト/柴田ケイコ(kodomoe2017年10月号掲載)※この記事は、2019年9月にウェブ掲載されたものを再編集しています。

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