噛む力はお口の体操で育てる!「口唇伸び伸び体操」&「口唇マッサージ」【最新号からちょっと見せ】
北欧と並んで虫歯の少ない国になった日本。ところが、きちんと噛めない子どもが増えているという臨床データも!
kodomoe2月号では、子どもの知能や運動能力もアップする!「きちんと『噛む力』の育て方」をご紹介。kodomoe webでは、口周りを正しく機能させるのに効果的な、乳幼児からできるトレーニング法をちょっと見せ。親子で一緒に、楽しく取り組んでみましょう。
上口唇を刺激して、
動きをスムーズに
上口唇がしっかり動くと、食べ物を正しくとらえることができ、口を閉じて食べられます。
口唇伸び伸び体操
2~3歳になれば、上口唇を下に向かって自分で伸ばす体操もできるように。大人も一緒にやって見せて。口唇をとがらせて百面相ごっこをするなど、遊びながら行っても◎
口唇マッサージ
赤ちゃんの上口唇に指で軽く触れ、やさしく刺激します。口が開いていないか、ふだんから注意して見てあげることも大切です。大きくなれば、自分でマッサージできるように。
教えてくれたのは
増田純一先生
ますだじゅんいち/小児歯科医。マスダ小児矯正歯科医院長。長年、子どもの歯と健康に関する臨床研究や治療を続けている。著書に『子どもの知能と身体を発達させる噛む力』(WAVE出版)など。
イラスト/きどふみか(kodomoe2022年2月号掲載)