2017年6月23日

子どもは意外と丈夫です 「清潔にしすぎない」が元気な体を作る!

KITANAI=GENKI!
「ちょい汚いが元気」な7つのトリビア

現代の日本人の行きすぎた清潔志向は、かえって健康を損ねる結果にも。ちょっと汚いくらいがちょうどいい──古今東西のエピソードから、それが分かります。

【トリビア1】農家の子にはアレルギーが少ない!

アメリカに住む「アーミッシュ」は、家畜や動物を飼う昔ながらの生活を守り続けている民族。アーミッシュの子どもは都会の子どもに比べて花粉症が1/20、アトピー性皮膚炎は1/10しかいません。それは免疫系の過剰な攻撃(暴走)を抑制する「Tレグ細胞」が多いから。幼い頃から動物と触れ合い、多くの菌に触れていると、Tレグ細胞が増えて免疫が適正に働くのです。自然豊かないなかで動物と触れ合ったり、ペットを飼うのも同様の効果が期待できます。

【トリビア2】O157で症状が重かったのは「超清潔」な子だった

1996年大阪・堺市で起きた、病原性大腸菌O157の集団感染。その後の調査で、感染した児童のうち重篤な症状になった10%の子は、いわゆる「超清潔志向」の家庭の子で、神経質に育てられた子だったことが分かりました。清潔にしすぎるあまり、腸内細菌の種類が少なく、免疫力が低かったことが予想されます。

【トリビア3】バリ島でコレラに感染したのは日本人だけ

1995年、インドネシアのバリ島に渡航した日本人の多くがコレラに感染しました。現代のコレラは感染力が弱く、症状も比較的軽い「エルトール型」というタイプなのに、200人もの人が感染したのです。しかも不思議なことに、他の国からの観光客もたくさんいたのに、これに感染したのは日本人だけでした。
「世界一清潔」な日本人が、どれだけ弱くなっているかがよく分かるエピソード!

【トリビア4】日本の水道水の塩素濃度は世界一!

水の中に残っている雑菌を消毒するために、水道水には塩素が入れられていますが、日本の水道水の塩素濃度はなんと世界一。塩素は菌を殺すので、水道水をそのまま飲むと腸内細菌にも多大なダメージが。蛇口をひねるときれいな水が出るのはありがたいけれど、「清潔な水」が免疫力低下の原因になる可能性も!?

【トリビア5】妊娠中にトイレ掃除するとかわいい子が生まれる!

昔は便所は不潔な場所ではなく、命のサイクルが生まれる場所として大切にされており「妊娠中に便所掃除をするとかわいい子が生まれる」という信仰がある地域もありました。ママが菌にたくさん触れることで、お腹の赤ちゃんも健やかになる──昔の日本人は経験的にそれを知っていたのです。
戦後の清潔志向で、トイレは汚い場所として忌み嫌われるようになってしまいました

【トリビア6】実は「オヤジ臭」なんて世の中にはないんです

40歳を過ぎたら出てくると言われる加齢臭。中でも中年男性のニオイは「オヤジ臭」と毛嫌いされますが、加齢臭の正体は脂肪酸で、男女差はなし。それを「オヤジ」とくっつけてことさら汚いもののように扱うのは、汚い・くさいを極度に嫌う日本人の清潔志向が先行してイメージづけしてしまった悪い例です。
加齢臭は誰にでも起こる自然な現象。そこに性差はないんです

【トリビア7】出たばかりのおしっこはこの世でいちばんきれい!

菌がたくさんいる=汚いという意味で言えば、出たばかりのおしっこほどきれいなものはありません。健康な人の尿の96%は余った水分で、残り4%が塩類や尿素、ビタミンや色素。そして排尿直後の尿には細菌はゼロなのです。世界には、出たばかりの牛の尿で頭を洗ったり、うがいに使う民族もいるくらいです。

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