憧れのカフェみたいな「飾り絵本棚」。目指せ! おしゃれ子ども部屋
おうちで過ごす時間がたっぷりある夏休みにおすすめ! 「子ども部屋をかわいくしたい!」そんなママの声に応えて、賃貸でも可能なDIYを提案します。塗ったり貼ったり、ねじ止めしたり……。夏休み、親子で一緒に作っていい思い出に♪
カフェみたい!
飾り絵本棚
大好きな絵本にいつでも手が届く、ディスプレイ絵本ラック。園バッグや帽子をかけられるフックも付けたら、お片づけの練習もできます。
材料・用意するもの
1.絵本棚の背板
… 縦90×横70×厚さ1.8cmの板1枚
2.脚用の木材
… 3×4.5×長さ60cmの角材2本、3×4.5×長さ40cmの角材2本
3.棚板用の木材
… 1.9×3.7×長さ66cmの角材2本、1.2×4×長さ66cmの角材2本、1.9×3.8×長さ40cmの角材1本
4.丁番(ちょうつがい)
…2個
5.フック用金具
… 適宜
6.ねじ、ヒートン(つり下げ用の金具)
… 適量
7.脚用のひも
… 適量
8.木工ボンド
9.ドリルドライバー
作り方
1. 棚板を作る
棚板用の1.9×3.7×長さ66cmの角材と、1.2×4×長さ66cmの角材を木工ボンドで直角(L字型)に貼り合わせる。2セット作る。
2. 棚板を背板に貼る
L字に貼り合わせた1を、一番下の段と真ん中の段にする。3のいちばん短い角材は一番上の段にする。それぞれにボンドを塗って、背板に貼り付ける。ボンドはたっぷり塗って、はみ出した部分を水拭き雑巾で拭きとるのがコツ。
3. 脚を作る
背板の裏に付ける脚を作る。2の角材を、長い方を縦、短い方を横にして写真のように置く。強度が必要なので、ボンドではなくねじで止める。厚みがある角材なので、2本目までしっかり届く長さのねじを使う。
4. ねじで脚を組み立てる
ねじはドリルドライバーで止めると簡単。ねじの頭に垂直にドライバーを当て、まっすぐ下に押し当てるときれいに入る。
5. 棚板を裏からねじ止めする
棚板は絵本の重さで落ちないように、背板側からねじで止める。棚板のすぐ裏にえんぴつでねじの位置の印を付ける。背板の厚みより1cmくらい長いねじで止める。
6. 計6か所止める
各棚板2か所ずつ、合計6か所ねじで止める。
7. 脚を付ける位置を決める
背板の中央にくるように脚を置く。脚のいちばん下は、背板の下辺と揃える。位置が決まったらえんぴつで印を付けておく。
8. 脚と背板を丁番で止める
まず脚側にねじで丁番を取り付ける。左右2か所。次に7のえんぴつの印を参考に脚を置き、背板側にねじで丁番を止める。
9. 脚と背板をひもでつなぐ
脚と背板それぞれにヒートンを取り付け、ひもでつなぐ。
10. 好みでフックを付ける
いちばん上の棚板の横の空いているスペースに、好みでフックを付けたり、塗料を塗って完成。
できあがり♪
教えてくれたのは
丸林佐和子さん
まるばやしさわこ/造形作家、工作作家。テレビや雑誌など、さまざまな媒体で工作やDIYの楽しさを伝える。著書に『はじめての工作』(ポプラ社)他。
撮影/岡森大輔 スタイリング/石井あすか(kodomoe2016年4月号掲載)※この記事は、2019年3月にウェブ掲載されたものを再編集しています