敬老の日のプレゼントは手づくりメダルで決まり!【ハハコで楽しむ季節の暮らし・手づくり歳時記~9月~】
敬老の日は、日本発祥の祝日であることをご存知ですか? 自分の祖父母はもちろん、地域のお年寄りとの交流や人生の大先輩を敬う気持ちを、子どもたちにも伝えていきたいですね。
9月の「ハハコで楽しむ季節の暮らし・手づくり歳時記」の工作は、おじいちゃんやおばあちゃんにプレゼントしたいメダルです! 親子で楽しく作ってくださいね♪
9月
late summer
感謝の気持ちをあらわす行事で
豊かな心を育もう
9月中旬ごろ
十五夜
秋の実りに感謝しながら
美しい月の姿を眺めよう
旧暦8月15日(2021年は9月21日)の月を「十五夜」「中秋の名月」といい、お月見をします。月を眺めながら、これから収穫を迎える稲への祈り、旬のいもなどの農作物への感謝の気持ちを捧げる行事です。
月の満ち欠けに、人の生命の営みや物ごとのありよう、家族の和や健康などさまざまな意味や願いを投影し、真ん丸の月見団子を供えて食べる習わしがあります。
9月第3月曜日
敬老の日(2021年は9月20日です!)
お年寄りや地域への愛着を育む
日本発祥のイベント
母の日や父の日は海外から入ってきたものですが、おじいちゃんおばあちゃんを敬う敬老の日は日本が発祥。1950年に兵庫県で始まった「としよりの日」が、全国に広まっていき、その後「敬老の日」として祝日になりました。自分たちの祖父母はもちろん、地域のお年寄りに感謝し、親しみましょう。そういうママやパパの背中を見て、子どもにも人を敬う心が芽生えます。
※行事は地域によって違いがあります。ここでは、一般的に知られた由来やしきたりを紹介します。
ハハコで手づくりしてみよう
メダル
手づくりのメダルをおじいちゃん、おばあちゃんにプレゼント!
「いつもありがとう」「ずっと元気でね」など、子どもの気持ちを込めて作ってみて。
[作り方]
1. 紙製のコースターに、好きな絵を描く。
2. ピンキングばさみなどで(なければ普通のはさみで)、1よりもひとまわり大きくフェルトを丸く切り取り、を接着剤で貼る。
3. 首にかける用のひもやリボン、飾りのリボンなどを好みで付ける。
監修
三浦康子さん
みうらやすこ/和文化研究家、生活情報総合サイトAll About「暮らしの歳時記」ガイド。様々なメディアで活躍し、「行事育」を提唱。著書に『子どもに伝えたい和の行事を楽しむ絵本』(永岡書店)など。
イラスト&工作は
江頭路子さん
えがしらみちこ/絵本作家、イラストレーター。やさしいタッチのイラストが人気。主な作品に『なきごえバス』『なきごえたくはいびん』(白泉社)などがある。女の子ママ。
江頭路子さんのインタビュー記事。
イラスト・工作/江頭路子、撮影/岡森大輔(kodomoe2018年8月号)
おうち時間が長い今、ひとりでゆっくり&お子さんと一緒に手づくりはいかがでしょうか。
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