
じゃがいもはゆでない! 塩昆布はごはんにのせない! 「塩昆布ポテサラ」の作り方【なにもしたくない日のひらめきレシピ・4】
帰りが遅くなってクタクタ。もう料理をする体力なんて残ってない! だけど、自分や家族のために何か作らないと……。そんなときに備えて知っておきたい、工程をなるべく省いたレシピを、『なにもしたくない日のひらめきレシピ』著者の、脱サラ料理家ふらおさんに聞きました。
なにもしたくない日でも、「これなら何とか用意できるかも」と思える「ひらめきレシピ」を、5回にわけてご紹介する今回は「塩昆布ポテサラ」のレシピです!
塩昆布ポテサラ
塩昆布といえばアツアツの白ごはんの上にのせて食べる機会が多い印象ですが、実はこの食べ方以外に、とても手軽ですごくおいしい方法があるのをご存じでしょうか?
なんとその方法とは、塩昆布で「ポテトサラダ」を作るというもの。塩昆布のうまみが決め手となり、たった3つの材料だけで満足感たっぷりの副菜が作れます。
今回も、時短で作れる工夫が随所に施された大人気のレシピ。ぜひ最後までご覧くださいね。
【材料(2~3人分)】
塩昆布…15g
じゃがいも…2〜3個(250〜300g)
マヨネーズ…大さじ3
青ネギ、白炒りごま…お好みで適量
【作り方】
耐熱容器に洗ったじゃがいもを入れ、ラップをかけて電子レンジ600Wで5~6分ほど加熱する。
爪楊枝を刺してみて、スッと入るくらいのかたさになればOK(加熱が足りない場合は、30秒ずつ追加)。
容器の底にたまった水分を捨て、じゃがいもの皮をむく。
続いて、塩昆布と……
マヨネーズを加えて……
じゃがいもをくずしながら、全体を混ぜ合わせる。
最後に、お皿に盛りつけて、青ネギと白炒りごまを散らせば……
塩昆布のうまみと、マヨネーズのコク、そしてじゃがいものホクホク食感が相性抜群の一品「塩昆布ポテサラ」の完成です。
ふらおさんコメント
じゃがいもをゆでる必要がないため、忙しい日でもパパッと作れてしまうのが特長。うまみの強い塩昆布を活用することで、あれこれと調味料を足さなくてもおいしく仕上がるのも嬉しいポイントです。
塩昆布をごはんにのせず、ポテサラに使うという今回のアイデア。
「おいしそう」「食べてみたい」と思われた方は、ぜひこの機会に一度お試しくださいね!
教えてくれたのは
脱サラ料理家ふらお
29歳で脱サラし料理家になった1児の父。工程を極限まで省 いた「〇〇しない」引き算レシピや、知ると得するキッチン周りの雑学をSNSや各種メディア媒体で発信。Yahoo! ニュース エキスパートやフーディストノートで公式連載を担当。
LINEアカウントメディア「食の知恵袋」運営するなど、活躍の幅は多岐に渡る。Yahoo!ニュース「ベストエキスパート2024」グランプリ、フーディストアワード2024新人賞を受賞するなど注目度も急上昇中。
他のレシピはこの本でチェック!
5月30日発売
『なにもしたくない日のひらめきレシピ』
脱サラ料理家ふらお/著
扶桑社 1650円
文・写真/脱サラ料理家ふらお 編集協力/吉川愛歩