おうち時間を親子で楽しく。みないきぬこさんと作る「ヨーグルトアート」
休園・休校が続き、家の中で親子で過ごす時間が増えています。せっかくのおうち時間、楽しく過ごしたいですよね。ヨーグルトを使った「ヨーグルトアート」は、お絵描き感覚で楽しめるデザート作り。料理家・フードコーディネーターのみないきぬこさんが2人のお子さんと挑戦しました!
ヨーグルトをキャンバスに見立てて、自由に作品作り
ヨーグルトアートは平らなお皿にヨーグルトを広げ、それをキャンバスに見立てて自由にデザインするオリジナルのデザートです。ママと一緒に料理やお菓子を作るのが大好きな、こっちゃん(9歳)と、みちくん(3歳)も、今日は一緒にヨーグルトアートに挑戦です。
みないさんに今回作っていただく作品のテーマは「赤いクルマとフルーツ」。登園するときに「あ、くるまー。タクチー、タンクローリー車だよ!」と教えてくれるという、みちくんの大好きなクルマに加え、いつも一緒に見ている雲などをちりばめてデザインしたのだそう。
では作っていきましょう。まずは、しっかり手を洗うことからスタートです。
「赤いクルマとフルーツ」の作り方
【材料】
・プレーンヨーグルト 120g
・食パン(8枚切り) 1枚と少し(ハートの部分)
・りんご(おうち)、パイナップル(星)、キウイ(タイヤ) 各適量
・イチゴジャム、ピーナッツバター 各適量 ・ポイフル(ソーダ味) 12粒
・ポイフル(青リンゴ・レモン・ラズベリー) 各1個
・果汁グミ(温州みかん) 1個
【作り方】
まずは、ヨーグルトにのせる「赤いクルマ」のパーツを作っていきます。
食パンのミミを切り落としていきます。
ミミを落としたら、1/4程度四角く切り離します。
パンを軽くトーストして、イチゴジャムを塗ります。
切り離した食パンの小さな部分をのせて、赤いクルマの車体ができました。
少しの食パンをハート形に抜きます。
キウイは1cm幅の輪切りにし、皮をむきます。パイナップルは小さく切って、星形に抜いていきます。
さて、次にりんごのおうちを作ります。薄く切ったりんごをおうち形に切り、屋根の部分を残して皮をむくと、赤い屋根のおうちになりました。
では、パーツがそろったところで、ヨーグルトアートのキャンバス部分を作りましょう。ヨーグルトが滑らかになるまでかき混ぜたら、浅めのお皿に均等に広げていきます。
ヨーグルトの上に、作ったパーツを並べていきます。赤いクルマと星を置き、赤いおうちの周りに、雲に見立てたポイフルを並べました。お箸でも大丈夫ですが、竹串をお箸のように持って使うと、位置など微調整するのに便利です。
車のタイヤ部分にキウイをのせて、ハート形に抜いたパンには、ピーナツバターを塗って置きました。赤いおうちの窓には、果汁グミをのせています。信号機は、パンのミミの上に3色のポイフルを並べて作っています。
「赤いクルマとフルーツ」、完成です♪
続いて、こっちゃんも作品を作り始めました。砕いたコーンフレークを中央に置いて、ポイフルを枠にぐるりと並べていきます。色を考えながら1つずつお箸で。集中力のいる作業を黙々と続けます。見守るみちくんも真剣な表情。
さて、こっちゃんの作品も完成しました。タイトルは「ソフトクリーム」。デザインした理由は「おいしそうに見えるし、好きなものをいっぱい並べたいから」と、こっちゃん。ソフトクリーム部分はチョコミントアイスに溶かしたグミをのせて。周囲にはコーンも散らしています。フレームのように並べたポイフルが圧巻! カラフルで目を引きますね!
「キャンバスにお絵描きする感覚が楽しめる『ヨーグルトアート』、大人もワクワクしますね」とみないさん。こっちゃんの作品についても「決まりごともないので、子どもならではの自由な発想力で作れるのがいいですね」とコメント。「ポイフルの部分、よく並べたね!」とママに褒められて、こっちゃんもにっこり。「さあ、いただきまーす!」。楽しく作ったあとは、みんなでおいしくいただきました!
今回使ったヨーグルトは……
明治ブルガリアヨーグルト
LB81 プレーン 400g
本場ブルガリアのLB81乳酸菌と良質な乳原料のみで作られ、整腸作用により特定保健用食品に許可されている、日本で最も伝統のある正統で健康的な「明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーン」。
のせたり混ぜたり描いたり……。アイディアいろいろ広がります!
真っ白なキャンバスに絵を描くイメージで、自由に作品を作るのが、ヨーグルトアートの醍醐味です。実は、来たる5月15日は「ヨーグルトの日」。みなさんもこの機会にヨーグルトアートに挑戦してみませんか? こちらの動画も参考にアイディアを広げてみてください。
5月15日はヨーグルトの日1900年代初め、ヨーグルトを世界中の人々に紹介し、健康のため毎日の食卓に欠かせない物だと主張したロシア生まれの生物学者イリア・イリノイッチ・メチニコフ博士。ブルガリア南部の地方が、昔から長寿の人が多いことで有名な土地柄であることから、ヨーグルトをふんだんに取り入れたブルガリアの生活に着目し、ヨーグルトと長寿の関係を研究しました。当時欧米文化圏ではほとんど知られていなかったヨーグルトが、その後世界中で広まったのは、彼の説がきっかけ。「ヨーグルトの日」は、彼の誕生日を記念して、株式会社 明治が定めました。 |
料理家。女子栄養大学卒業後、枝元なほみ氏のアシスタントを経て、2007年に独立。
提供/株式会社 明治
撮影/田口周平