まるごと馬場のぼる展 描いた つくった 楽しんだ ニャゴ!

© Noboru Baba

好奇心旺盛で、ズルいところもあるけど、どこか憎めないねこたち。
世代を超えて愛される「11ぴきのねこ」シリーズ全6作は、
1967年に第1作が誕生したロングセラー絵本です。

その生みの親である馬場のぼるさん(1927-2001年)は、
戦後間もない頃から漫画家として活躍しました。
子どもたちの遊びや冒険をほのぼのと描いた児童漫画に始まり、
大人向けの週刊漫画雑誌や新聞に連載漫画を発表する一方、
動物や山男などが主人公の絵本も数多く制作するようになります。
こうした半世紀にわたる幅広い活動は、
つねに読者の心をほんわかと和ませるような
“いい笑い”を求めるものでした。

かつてない規模となるこの回顧展では、
代表的な漫画や絵本の原画類に加え、
制作過程や鋭い観察眼が伝わるスケッチ、ねこの一枚絵やイラストレーション、
楽しんでつくった立体作品のほか、
少年時代やデビュー前の作品なども紹介します。
創作の全貌を約500点の作品や資料で振り返るこの機会、
ユーモアとカワイイにあふれた馬場ワールドをまるごとお楽しみください。

期間/2022年9月17日(土)~11月6日(日)
会場/刈谷市美術館 愛知県刈谷市住吉町4丁目5番地
時間/9:00~17:00
休み/月曜(10月10日は開館)、10月11日(火)
料金/一般1000円、学生800円、中学生以下無料
https://www.city.kariya.lg.jp/museum/exhibition/schedule/1010996.html

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