2023年9月29日

夜泣きはガマンの根性論は終わり!赤ちゃんの夜泣きが減る基本ルーティン【最新号からちょっと見せ】

「夜泣きは今だけだから、がんばって」といった根性論で乗り切る時代は終わり! 親がつきっきりになる必要はなし! kodomoe10月号では、子どもがひとりで寝つきやすくなる、科学的に実証された方法を紹介します。今回は、「赤ちゃんの夜泣きが減る! 基本ルーティン」と、「ママの睡眠不足はホルモンで解消されない!」という医師の森田先生のコメントをご紹介します。

赤ちゃんの夜泣きが減る!
基本ルーティン

朝 目覚めは日光を浴びさせる

夜泣きはガマンの根性論は終わり!赤ちゃんの夜泣きが減る基本ルーティン【最新号からちょっと見せ】の画像1毎朝だいたい同じ時間に目覚めて朝日を浴びることで、体内時計が整っていきます。生後2か月までは自然に目覚めるのを待ち、3か月以降は6~7時頃に起こします。

昼 散歩や体を動かす習慣を

夜泣きはガマンの根性論は終わり!赤ちゃんの夜泣きが減る基本ルーティン【最新号からちょっと見せ】の画像2午前中はなるべく散歩に出て、さらに日光を浴びれば生活リズムも整い気分転換に。午後は体を動かす遊びも取り入れると、寝つきをよくする効果も期待できます。

夜 お風呂を寝る前の合図に

夜泣きはガマンの根性論は終わり!赤ちゃんの夜泣きが減る基本ルーティン【最新号からちょっと見せ】の画像3生後3か月を過ぎたら、入浴は寝る約1時間前に。2か月未満は機嫌のいいときでOK。入浴後に体温が上昇し、その後下がるときに眠気が強くなります。

夜 起きているうちにお布団へ

夜泣きはガマンの根性論は終わり!赤ちゃんの夜泣きが減る基本ルーティン【最新号からちょっと見せ】の画像4寝室は遮光カーテンなどでできるだけ暗くし、起きているうちに布団に横たわらせて。ねんね用に決めた同じ子守歌を歌いながら、寝かしつけましょう。

ママの睡眠不足は
ホルモンで解消されない!

「授乳中に分泌されるホルモン・プロラクチンによって、ママは赤ちゃんの睡眠リズムに適応できると言われますが、寝なくても大丈夫なわけではありません。疲労の溜まった体に小間切れ睡眠が続けば、産後うつのリスクを高めます。

赤ちゃんが泣いてもパパが起きなくて、イライラするママも多いですよね。実は、日常的に育児に関わっているパパほど、夜泣きに反応しやすい傾向があるそう。寝かしつけはママとパパが協力し合うことが大切です。

さらに、赤ちゃんが自分で寝られるように、エビデンスのある寝かしつけメソッドを試してみましょう。もちろん個人差はあります。うまくいかず辛いときは、夜中に抱っこしながらテレビを観るのだってアリ。ママが無理をしないことが一番です」

教えてくれたのは
森田麻里子先生
もりたまりこ/医師。小児睡眠コンサルタント。寝なかった長男が3日で即寝体質になった経験から、医学情報に基づき赤ちゃんの健康をサポートする「Child Health Laboratory」を設立。著書に『医者が教える赤ちゃん快眠メソッド』(ダイヤモンド社)など。

イラスト/かねもと(kodomoe2023年10月号掲載)

kodomoe10月号ではさらに、「親と子がラクになる快眠メソッド」や「みんなのリアルを聞かせて! 誌上よなきごやオープン!」などを掲載。

「子どもが寝てくれない問題最前線」は、kodomoe10月号でお楽しみください。

夜泣きはガマンの根性論は終わり!赤ちゃんの夜泣きが減る基本ルーティン【最新号からちょっと見せ】の画像5

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