2023年8月22日

イライラ、疲れやすい……は血液のせいだった!? こんな状態なら育児疲れじゃなくて「貧血」かも!?【最新号からちょっと見せ】

貧血は、疲れやすさなど体の症状だけでなく、心の状態をも左右するのを知っていますか? また、子どもの貧血は発達に大きく影響します。親子で貧血対策、今日からさっそく始めましょう。kodomoe8月号では、親子の貧血対策などについてご紹介しています。ママはもちろん、子どもの心身にも影響する「貧血」について考えてみましょう。
※あくまで例です。気になる場合は自己判断せず医療機関を受診することをおすすめします。

こんな状態なら
育児疲れじゃなくて
「貧血かも!?」

ささいなことで
イライラが止まらない!

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寝ても疲れが取れず
朝起きられない……

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言動に自信がなく
不安になりがち

イライラ、疲れやすい……は血液のせいだった!? こんな状態なら育児疲れじゃなくて「貧血」かも!?【最新号からちょっと見せ】の画像3

爪が欠けやすかったり
縦筋が目立つ

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髪がパサパサで白髪も!
肌も潤い不足……

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ママはもちろん子どもの
心身にも影響する「貧血」

「kodomoeママのように、出産後だったり日々育児で忙しい女性は、ほぼ全員『貧血』と言っていいでしょう」と、教えてくれたのは、小児科医で公衆衛生の専門医である伊藤明子先生。

「WHO(世界保健機構)では、女性ではヘモグロビンが12.0g/dL以下を『貧血』と定義していますが、最近ではヘモグロビンだけでなく、フェリチンという項目で貧血を評価すべき、とWHOもガイドラインを出しています。ヘモグロビンもフェリチンも血液中の鉄のことです。ただ、ひと言で『貧血』と言っても、実は鉄が足りないという状態だけではなく、他にもいくつかの種類があります。

貧血の怖いところは、体の症状のみならず、メンタルにも関わるところ。私たちの脳や神経細胞の働きはすべて摂取する栄養素に左右されるため、鉄や亜鉛、ビタミンなど必要な栄養素が足りないと、脳神経細胞は正常に働きません。怒りっぽい、不安になりやすいなどの傾向は『性格だから』と思いがちですが、実は栄養素が足りていないこともあります。貧血が治ったことで心まで健やかになったママをたくさん診てきました。

そして意外と知られていない子どもの貧血も、発育に確実に影響します。ママも子どもも、貧血には十分気をつけてほしいですね」

イライラ、疲れやすい……は血液のせいだった!? こんな状態なら育児疲れじゃなくて「貧血」かも!?【最新号からちょっと見せ】の画像6教えてくれたのは
伊藤明子先生
いとうみつこ/小児科医、公衆衛生の専門医。赤坂ファミリークリニック院長。食事・栄養療法に詳しく、著書に『医師が教える 子どもの食事 50の基本 脳と体に「最高の食べ方」「最悪の食べ方」』(ダイヤモンド社)などがある。

イラスト/山田美津子(kodomoe2023年8月号掲載)

kodomoe8月号では「貧血改善・予防は『たんぱく質』がカギ!」「子どもの貧血がきになったら……」などをご紹介!

イライラ、疲れやすい……は血液のせいだった!?「ママと子どもの貧血」は、kodomoe8月号でお楽しみください。

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詳しくはこちら!

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