その言葉、子どものやる気や自信を失わせていたら? 呪いの言葉を「魔法の言葉」に変換!【最新号からちょっと見せ】
子どものためと思って日常的に使っている言葉が、実は子どものやる気や自信を失わせていたら?
でもだいじょうぶ! 親子でポジティブになれる魔法の言葉への変換法を、伝授します! kodomoe4月号「子どもの生きる力と自信を育む! 『魔法の言葉』変換マニュアル」では、たくさん使って口グセにしたい「魔法の言葉」をご紹介。今回はその中の「基本ワード編」から一部をご紹介します。
たくさん使って口グセにしよう!
魔法の言葉 基本ワード編
短くてシンプルなのに、ポジティブなパワーを秘めている。日常的に使いたい基本の言葉を紹介します!
使い方のポイント
調子に乗らせてOK
「いいね」が増えれば、嬉しくてもっとがんばれる子になります。どんどん調子に乗らせて。
反応がなくても気にしない
魔法の言葉は、一方的な声かけになってもOK。プラスのメッセージは届いています。
軽く&明るく言う
わざとらしく褒めても、子どもは見抜きます。日常的に使う言葉は、さりげなく簡潔に。
「なるほど」「知らなかった」
感心の魔法
自分の話を、親が対等な立場で聞いてくれた、親の知らないことを知っていた、という優越感は、子どもの自尊心を養います。
絵本を見ながら、電車の名前や特徴を説明してくれた
「へ~なるほど! ママ知らなかったよ!」
子どもが親に何かを教えたり、説明したりする機会を作りましょう。子どもが好きなことについて、「これ何?」「どうなってるの?」と、どんどん質問を投げかけ、たくさん驚いて感心し、その気にさせてください。
BUT
忙しくてすぐに話を聞けないときは……
「このお皿洗った後で聞くね」
ごめんねと最初に謝り、後で話を聞く約束を。その約束が必ず守られることで、「自分は親から関心を持たれている」と実感できるのです。
教えてくれたのは
石田勝紀先生
いしだかつのり/教育デザインラボ代表理事。カフェスタイル勉強会「Mama Cafe」主宰。講演会やセミナーなどを通し、延べ5万人以上の子どもを指導。『子どもの自己肯定感を高める10の魔法のことば』(集英社)など著書多数。
イラスト/ふるえるとり(kodomoe2023年4月号掲載)